超便利！簡単にWordPressテーマにSiTest計測タグを設置するプラグイン
企業、個人を問わず、WordPressを使用してサイト作成をしているユーザー様はますます増えてきているのではないでしょうか。
もともとはブログを作成するためのシステムとして開発されたシステムですが、その後どんどん進化し、個人ブログはもとより企業サイト、公共機関のサイトまで、色々なウェブサイトに使用されています。
今回のエントリでは、WordPressユーザーの方に、テンプレートをいじらずにSiTestのタグを設置するためのプラグインをご紹介します。
WordPressとは？
日本語サイト：https://ja.wordpress.org/
詳細はウィキペディア（WordPress – Wikipedia）に解説を譲りますが、オープンソースで提供されているブログシステムです。
サーバーにインストールすることで自分のブログ（WEBサイト）を構築可能で初心者でも十分に扱える手軽さと、オープンソースであるがゆえの拡張機能の高さから、CMS（コンテンツマネジメントシステム）として非常に扱いやすいのが特徴です。
WEBサイトは作ることが目的ではなく、ビジネスの目的達成のために運用し、改善して行くべきものです。
WordPressは自社製品やサービスを紹介するコンテンツを作成し、修正・追加していくという運営の観点から見ても非常に使いやすく、検索エンジンとの親和性も高いと考えられています。
実際どんな企業がWordPressを採用しているのか、少しだけご紹介します。
Microsoft News Center
Dole
The Walt Disney Company
PlayStation.Blog
Rolling Stones
Mercedes-Benz
他、どんな企業がWordPressを採用しているのか、こちらのShowcaseで探してみてください。
WordPressサイトにタグを設置するには
WEBサイト構築に全く知識のない初心者の方でもWordPressでサイトを作成することで本来のブログはもちろん、エントリーフォームやカートシステムを実装したWEBサイトの作成が可能です。
その後の効果検証、分析にはもちろんSiTestのタグを設置して様々なコンテンツが何処まで読み込まれているかを計測し、改善を加えていく事になります。
WordPressのダッシュボードの左側のメニューで、［テーマ］＞［テーマの選択]を選択します。
次に左側の各テンプレートの中から、［テーマフッター］を選択します。
テーマフッターのテンプレートの中に、<body>の閉じタグが見つかりました！
※テーマによって記述が違いますので全て同様のところにあるわけではありませんが、フッター付近を探していただくと見当たりやすいです。
プラグインを使うとさらに簡単に。
上記の手順でタグ設置を行って頂いても非常に簡単ですが、システムのバージョンアップなどがあった場合にはテーマを上書きする形でインストールされてしまいます。
直接テーマに記述して、うっかり忘れてしまいアップデートするとタグが外れてしまっていた、という不測の事態も十分起こりえます。
WordPressではプラグイン（拡張機能）を利用して様々にカスタマイズが可能で、根幹のシステムは不必要なコードを追加したり改変したりする必要が無いように設計されています。
このプラグインを導入することで、ユーザーの目的に沿ったサイトへいろいろと機能追加しカスタマイズすることが可能なのですが、今回はテーマ自体に手を加えること無く、コードが書き込めるプラグインを使ってタグを設置してみましょう。
Insert headers and footers
このInsert headers and footersは非常にシンプルなプラグインです。
インストールして有効化し、左メニューの設定から選択して立ち上げるとヘッダーへのタグの挿入、</body>直前の位置への挿入を分けて設定できます。
プラグインを停止すればタグもソースから外れます。
Header and Footer
このHeader and Footerもプラグインを使用して間接的にコードを設置できるプラグインです。
<head>、<body>直後、</body>直前のそれぞれの位置に設置が可能で、図の欄にSiTestのコードをコピー＆ペーストすれば設置は完了します。
最後に
他にもよく似た機能を持ったプラグインは数ありますが、ほとんどが<head>～</head>の間にコードを挿入するもので、SiTestがタグ設置位置として推奨している</body>直前を指定するには、この２つが特に便利です。
ウェブサイト運用のコツや考え方は担当者様によっても組織によってもいろいろあるかと思いますが、工数を削減してシンプルに行う、といった観点は非常に大切です。
工数の削減はミスの削減に直結しますし、シンプルな手順は業務が属人的になってしまうことを防いでくれます。
設定は簡単に済ませ、そのあとの分析・改善にしっかり時間を使っていけるよう、ご参考になれば幸いです。
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