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成果に繋がるトラフィックとは?Google Analyticsの「セグメント」機能を理解しよう

Google Analyticsは様々な軸からアクセス解析ができるツールですが、より深く分析をするためにまず活用したいのがセグメント機能です。
セグメントとは・・・直訳すると部分、区別、区分、といった意味になりますが、マーケティング的には、「市場の中で、共通の属性(年齢・性別・職業・ニーズなど)を持っている集団」を指します。
Google Analyticsでの「セグメント」とは、一部のセッション、ユーザーを何らかの条件で切り分けたものとなります。

最初のレポートでは、全てのユーザー(100.00%セッション)が表示されています。
サイト全体のパフォーマンスを把握するには十分ですが、ここからどう深掘りするかが「分析」の第一歩です。
「セグメント」機能は非常に細かくカスタマイズできると同時に直感的に理解しやすく、一度設定してしまえばその後の確認はとても手軽なのでぜひ使い方をマスターしましょう。

標準で設定できるセグメント

セグメントは、同時に4つまで切り分けることが可能で、よく使われる指標については最初から用意されています。
Session2
・コンバージョンが達成されたセッション
・コンバージョンに至ったユーザー
・コンバージョンに至らなかったユーザー
・サイト内検索を実行したユーザー
・シングルセッションユーザー
・すべてのユーザー
・タブレットトラフィック
・タブレットとPCのトラフィック
・トランザクションの発生したセッション
・ノーリファラー
・マルチセッションユーザー
・モバイルトラフィック
・モバイルとタブレットのトラフィック
・リピーター
・検索トラフィック
・購入したユーザー
・参照トラフィック
・自然検索トラフィック
・新規ユーザー
・直帰セッション
・直帰以外のセッション
・有料のトラフィック
全部で22種の切り分けが可能ですが、これだけでは物足りない感じがします・・・。
もちろんさらに自分でセグメントを作ることができ、カスタムグループに保存しておくことができます。

セグメント作成方法

[+新しいセグメント]のボタンから簡単に設定をすることができます。
Session3
セグメントを作成することで自分に必要なデータを簡単に取り出せるようになります。
下記のように、セグメント条件の設定は多岐にわたります。

Session4
・ユーザー属性
 年齢や性別などのデモグラフィックの他に、言語、アフィニティカテゴリ、購買意欲の強いセグメント、その他のカテゴリ、地域の定義ができます。

・テクノロジー
OS、OSのバージョン、ブラウザ、ブラウザのバージョン、画面の解像度、デバイスカテゴリ、モバイルにタブレットを含めるか、端末ブランド、端末モデルで切り分けます。

・行動
セッション回数、セッションの間隔(日数)、トランザクション数、セッション時間などが設定できます。セグメント名を変えて保存すれば、何段階も設定しておくことができます。

・最初のセッションの日付
初回訪問日によってユーザーを切り分け、コホートを作成します。

・トラフィック
キャンペーン、メディア、参照元、キーワードでセグメント化します。◯◯というキーワードの流入と、✕✕というキーワードで傾向値をつかむなど、リスティング広告運用にも有用なデータとなるはずです。

・条件
自分で自由に作成ができるセグメントです。対象はユーザーか、もしくはセッションとなります。

たとえば
Aさん
 セッション1:メルマガから訪問
 セッション2:検索広告から訪問し商品購入
Bさん
 セッション3:メルマガから訪問
 セッション4:ブラウザの履歴から訪問
Cさん
 セッション5:メルマガから訪問し商品購入

上記のケースで、条件をメルマガ流入、対象をセッションとするとセッション1.3.5が対象となりメルマガのCVRは33%です。
対象をユーザーで分析するとAさんBさんCさんの全てのセッションが抽出されCVRは40%となります。

・シーケンス
ユーザーの行動を順番に指定したセグメントを設定できます。ページAのあとにすぐページBを見たユーザーを指定することも、ページAを見てから期間をあけてページBを見た、というユーザーも指定できます。
例えば、栄養価の高い離乳食についてのコンテンツページを見たあとで、ベビー用品の商品ページへ遷移したユーザーは、そのページを見なかったユーザーに比べて離乳食のコンバージョン率が高いのか、他の商品と合わせて買っているだろうかといったことが可視化されます。

最後に

よほどの大企業でもない限り、マーケティング予算が潤沢に用意されている環境はないでしょう。
セグメントを使用し、優良ユーザーを特定することでどの層に予算をかければよいか、といった切り分けが簡単に行えるようになります。

設定できるセグメントが多いこともあって、どこから手をつけたら良いのかわからない、という方はまずは自分で新しいセグメントを作ってみることをおすすめします。
根拠の薄い印象程度でも良いのでざっくりとしてた仮定を立て、それを検証するための区分けをしていくという手順でセグメント機能への理解が一気に深まるはずです。

また当社では Google アナリティクスによるアクセス解析を提供しております。本記事でご紹介したセグメントの設定なども承っていますので、以下よりお気軽にご相談ください。

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