AIのリテラシーを高めよう!ビジネスマンが読んでおきたい人工知能本5選 | SiTest (サイテスト) ブログ

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AIのリテラシーを高めよう!ビジネスマンが読んでおきたい人工知能本5選

既に人工知能の及ぼす影響はビジネスマンにとっても今後のビジネスを考える際に切っても切れないものになりつつあります。

エンジニアが技術の習得のために様々な技術書・参考書を読み込み最新の情報をチャッチアップするように、非エンジニア(一般的なビジネスマンとしておきます)にとっても人工知能とはなにか、何ができるのか、何に使われているのか、ぐらいは把握できていないと仕事の仕方に支障がでてくる時代になってくるかもしれません。
数年後には人工知能があなたの同僚、上司、あるいは顧客になっている可能性すらあるのです。

人工知能市場がどれ位盛り上がっているかというと、人工知能関連企業の株価をみれば一目瞭然です。
参考:kabutan「人工知能(AI)関連が株式テーマの銘柄一覧」
PER(株価収益率)が100近いもの、超えているものも少なくありませんが、「平成28年版 情報通信白書」でも今後の日本の成長戦略においてICT技術(Iot、AI、ビッグデータの三本柱)が重要なテーマとなっていることからも将来的な社会基盤に組み込まれていく期待感も大いにあってのことでしょう。
加熱気味の「人工知能ビジネス」ですが、これからのビジネスでは人工知能とどう付き合っていくか、冷静に見極めたうえで避けようのない将来として今のうちに必要なスキルの蓄積や事業のアイディアを身につけておく必要があります。
今回はビジネスマンにとって必携の書籍を取り上げました。

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの(amazon)

松尾 豊(角川EPUB選書)

本書はエンジニア、非エンジニアを問わず人工知能入門書としては定番中の定番と言えます。
かつての人工知能開発の過信や停滞、失望を振り返ったのち、当時のバブル的な盛り上がりが現在繰り返されることの無いよう、初期の人工知能ブームから現在までを俯瞰し冷静に解説してくれます。
人工知能は何が出来て、何が出来ないのか、歴史と技術的課題について整理したうえで特にディープラーニングの登場が今後の人工知能技術にどのような発展をもたらすのか、どういった点がエポックメイキングなのかを理解する事ができる良書です。
まず本書を読んでおくことで、しっかり地に足の着いた人工知能の現状をインプットすることができることでしょう。

東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」

東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」(amazon)

松尾 豊,塩野 誠(KADOKAWA/中経出版)

前述の「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」の著者 松尾豊氏と、経営共創基盤 取締役マネージングディレクター・パートナー 塩野誠氏の対談です。
人工知能の急激な進歩が私達の生活を劇的に変える、そんな未来がそこまで来ている…2年前(2014年)の書籍なので今読み返すと情報自体は古いのか、というとそうでもありません。
本書の内容が人工知能について掘り下げると言うよりは、その周辺(現行の法規制や社会制度)に対しての影響について考察されていることから、今でも十分通用するところが大いにあります。
人工知能の技術的な学習より、それが私たちの生活にどう変革をもたらすのか、という点に注目し将来像を理解したい人にオススメします。

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2015年11月号

人工知能―――機械といかに向き合うか (Harvard Business Review)※2016年9月30日関連論文を追加し単行本になっています(amazon)
人工知能を特集した回のHBRです。発刊から一年たった今でも示唆に富んでおり、人工知能の理解をこれから深めていこう、という人にオススメです。
特に『「人・モノ・カネ」から「ヒト・データ・キカイ」へ 人工知能はビジネスをどう変えるか』(安宅和人 ヤフー チーフストラテジーオフィサー )
は人工知能に任せておける(自動化したほうが効率が良い)ものはいち早くシフトし、人間はより意思決定や組織統率など「人間にしか出来ないこと」に集中してゆくべきだということについて述べられています。
これは当社の展開しているSiTestの開発目的と完全に一致している考え方で、ぜひ読んでおいて頂きたい内容です。

未来に先回りする思考法

未来に先回りする思考法(amazon)

佐藤 航陽(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

まず、本書は正確にはこれは人工知能について書かれたものではありません。
「テクノロジー」全般に対してどういう物の見方、切り口で変化に対応(先回り)していくか、ということに焦点を当てたビジネス書です。
人工知能についての知識ではなく、それがもたらすパラダイムシフト・時代の変革期にどう対応するか、という観点から今回ピックアップしています。
「未来を見渡すための汎用的な思考体系」をテーマとしているので、人工知能についての知識をまず学習したい人には物足りないかもしれませんが、人工知能も所詮いちテクノロジーだ、と捉えマーケティング視点でビジネスチャンスを考察してみるのも面白いと思います。

よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ

よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ(amazon)

清水 亮(KADOKAWA)

本書には最先端の人(8人の有識者・開発者)が登場し、実際の人工知能ビジネスについての現状と展望をインタビューした対談集(ビジネス書)です。
こちらも人工知能技術を体系的に解説するものではありません。
学術分野、ウェブビジネス、ハードウェア分野など各分野の第一線で活躍する専門家との対談がまとめられていることが本書の最大の魅力です。
逆に、来年になると情報が古くなっている、ということも十分考えられる鮮度なので、できるだけ早めに読んでおくことをオススメします。
前半はともかく、後半は人工知能の「これから」に焦点をあてた内容にもなっており、今後の動向を答え合わせをするように見守っていくというのも面白いです。

最後に

人工知能(AI)を技術的視点からとらえるか、サービス的視点から考えるかで読むべき書籍も変わってきます。
今回紹介した5冊の人工知能本は技術書ではなく、ビジネスマンにも人工知能の現状、将来について学ぶことのできる「ビジネス書」としてラインナップしています。
基本的学習>生活者視点>ビジネスマン視点>起業家視点>専門家視点
といった順に並べてみましたので、まだ一冊も読んだものがないという方は上から手にとってみてはいかがでしょうか。

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