人工知能が人生設計に関わるかも。融資の審査にAIを活用 | SiTest (サイテスト) ブログ

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人工知能が人生設計に関わるかも。融資の審査にAIを活用

人工知能が人間の職業を奪う。人工知能によって人間の未来が左右されるような出来事があと20年程先に待っていると言われていますが、すでに人間の人生設計は人工知能の判断によって影響を受けているのかもしれません。

人工知能は銀行業務や融資の審査など、金融の分野でも様々な形で導入が進んでいます。

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キーワード「FinTech」

金融とIT分野が深くつながり、FinanceとTechnologyを融合させた言葉が「FinTech」です。
すでに融資の審査を人工知能が担っている分野が出てきています。

今までの審査方法

カード社会のアメリカでは、「FICOスコア」「vantageスコア」など、数種類のクレジットスコア(借金の履歴をお金の管理能力と捉え点数・偏差値をつけた評価方法)がありますが、代表的なものが「FICOスコア」です。
点数に応じてユーザーは審査をされ、ローン審査が通らなかったり、クレジットカードが拒否されたりします。逆に点数が非常に良ければ、すぐに審査に通ることになります。
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FICOスコアが決まる要素は次の5つ。

支払い履歴(35%)
借り入れ残高(30%)
ヒストリの期間(15%)
新規のクレジット(10%)
クレジットの種類と組み合わせ(10%)
※ヒストリとは問題なくカードの使用が記録されている期間。1つのカードを使い続けている方が有利となります。

FICOスコアは最低300点から最高850点までの幅があり、ほとんどの人は600~800点の間に存在します。
スコアの平均は680点程度と言われ、700点を超えた時点で住宅ローンの利率などでアドバンテージが得られます。

また、個人の信用の基準とされているとも言われ、企業の採用担当者は求職者のクレジットスコアを評価し採用の根拠とすることもあります。

人工知能による融資の審査とは

現在のFinTechによる審査はもっと複雑なもので、人工知能が分析の対象としているのは利用履歴にとどまらず、SNSの行動までもあると言われています。
アメリカのようなクレジットスコアが整備されておらず、融資の基準や担保の仕組みが確率されていない新興国でも、ユーザのSNSでの交流関係やつながり、その活動内容などを分析し信用力を審査する事ができ、申し込み入力画面で大文字と小文字を組み合わせて正確に記入するユーザーと、大文字だけで入力するユーザーでは、その性格が几帳面か、大雑把か、といった判断基準となり、融資リスクの違いがあると認識されています。
言われてみれば、たしかにその通りかな、と思ってしまいますね。

様々な取り組みが始まっています

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みずほ銀行✕ソフトバンク

みずほ銀行とソフトバンクは人工知能を活用した個人向け融資事業を始めると発表しています。
2017年前半には新事業を始める予定だそうです。
みずほ銀行とソフトバンクが保有する銀行口座の入出金履歴や携帯電話料金の支払い状況、職歴などのデータを人工知能が分析、融資の上限や貸出金利を決めるとのこと。
人工知能の解析で、顧客ごとにきめ細かく融資上限などを決めることができるとともに、審査にかかる時間やコストも大幅に削減する狙いがあるそうです。
みずほとソフトバンク、AI活用融資で提携  11月に新会社設立(日本経済新聞)

住信SBIネット銀行✕日立製作所

住信SBIネット銀行と日立製作所も、ローン審査に人工知能を活用する実証実験を10月1日から開始すると発表しています。
これまでローン審査に利用してきた年齢や収入などのデータに加え、地域別の経済指標などの外部データを含めて分析、従来の審査方法との結果検証を行うようです。
ここでも、今まで人間の力では解析が難しかった長期的な履歴や外部データと連携した評価を人工知能を活用することで可能にしています。
住信SBIネット銀行、ローン審査に人工知能を活用する実証実験を開始(ITpro)

新生銀行✕グリフィン・ストラテジック・パートナーズ

新生銀傘下の新生フィナンシャルは、グループの消費者金融「レイク」の与信審査や、提携する地銀向けの保証与信審査にデータ分析と人工知能を活用することを発表しています。
顧客の口座情報、入出金の履歴を示す取引明細だけでなく、性別や服装、申込書の筆跡といったデータも分析し人工知能が顧客の融資可能額を算出するのだそうです。

新生銀、AIで融資可能額算出 取引明細などデータ活用
(日経産業新聞)

最後に

融資の審査を人工知能が行うことによって、今まで以上にユーザーの利便性はまちがいなく高まるでしょうし、人工知能の解析が人間より適切であれば、融資のリスクも減り新しい顧客の創出にも寄与するでしょう。
もしかすると、コストカットされた分、金利が低くなる可能性も?
FinTechは融資だけでなく、様々な金融分野で活用されています。
他の事例についても、また取り上げたいと思います。


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