一番人気のあるプログラミング言語はJavaScript!!2017年のStackoverflow調査結果 ｜ SiTest (サイテスト) ブログ

プログラマならお世話になったことのあるアメリカの知識共有サイト「stackoverflow」は毎年開発者に対するアンケートを行っています。今年は、64,000人が回答したそうです。
https://stackoverflow.com/insights/survey/2017

回答が一番多かった地域は米国(22.36%)、続いて、インド(10.14%)、イギリス(8.58%)、ドイツ(8.08%)…と、日本からの回答(0.48%)は少ないようですが、
地域、仕事内容、経験年数、性別などから働き方の形態まで様々なアンケート結果があり、大変面白いです。

その中でも、プログラマとしてやはり気になるのは使ってるプログラミング言語や技術のことですよね。

たとえば、”Most Popular Technologies” – “Programming Languages”の結果はこんな感じです。

1位 JavaScript
2位 SQL
3位 Java
4位 C#
5位 Python　
上位はさすがと言うか、なんというか、納得の結果です。JavaScriptはWebブラウザ、SQLはRDBと、他に替えが効かない専門領域のある言語のワンツーフィニッシュですね。Pythonが PHP、C++を抑えているのに勢いを感じます。日本でもブームを超えてPythonが定着していくのでしょうね。

“Frameworks, Libraries, and Other Technologies”でもJavaScriptは猛威をふるっておりますが.NETcore、XamarinのようなMS系、Cordova、Firebaseのようなモバイルアプリ系、Hadoop、Sparkのようなビッグデータ系と、「今」が見える興味深いランキングです。

また”Loved(好き)”な言語と”Dreaded(ｶﾞｸﾌﾞﾙ)”な言語、Wanted(身につけたい)言語のランキングも面白いですよ。

“Loved(好き)”

“Dreaded(((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ)”

“Wanted(興味ある。身につけたい)”

“Loved”には、「夢のある」言語が並びます。1位は「ぼくのかんがえたさいきょうのげんご(とわたしが心のなかで呼んでいる)」”Rust”、2位は「オブジェクト指向のアルファにしてオメガ(とわたしが心のなかで呼んでいる)」”Smalltalk”、3位の”TypeScript”はPopular部門でもRubyを抑えて9位にランクインしており、普及してかつ愛されているという夢を実現した言語であることが伺えます。

“Dreaded”には「過去の遺産」が並びます。日本でも「仕事で仕方なく使っている」、嫌厭されている言語が多いですね。レガシーソフトウェアに苦しめられているのはどこも一緒なのですね…私の中でCoffeeScriptは現役ですが…

“Wanted”も日本と同じような状況ですね。

その他、エンジニアの年収や仕事への満足度、職場環境で大事なこと、など面白い調査結果がたくさんあるのでぜひチェックしてみてください！