キャラクター活用 × 動画接客で CVR 359.8%改善。AI アバターが生んだ新しい接客体験
株式会社プロディライト様は、クラウド PBX「 INNOVERA 」シリーズを中心に、企業の通信インフラを支える音声ソリューション事業を展開されています。自社開発のクラウド PBX を軸に、通話環境の最適化、拠点間の内線化、在宅ワーク対応など、柔軟で拡張性の高いコミュニケーション基盤を提供していることが特徴です。ハードウェアからソフトウェア、保守サポートまで一貫して対応することで、企業の業務効率化やコスト削減、 DX 推進を支援されている企業様です。
今回は、 SiTest Engage 導入の背景や導入によってどのような改善があったのか、そして今後どのように活用していこうとお考えなのかについて、担当の清水様・坂田様にお話を伺いました。

-株式会社プロディライト 清水 様 坂田 様
SEO だけでは伝わらない魅力。CVR 改善に向けた新たな視点
- SiTest Engage の動画ウィジェットを活用した動画接客を試す前に、どのような課題を感じていましたか?
清水 様
広告運用や SEO 施策によって集客は一定の成果が出ており、リード獲得も安定していました。
しかし市場環境が大きく変化し、生成 AI の普及に伴う検索トラフィックの減少、そして最大43%のセッション減少に直面。リード単価の上昇も重なり、従来の集客中心の施策だけでは成果を維持しにくい状況でした。
さらに競合増加によりブランドの差別化が難しくなり、「集客」から「エンゲージメント強化」へ戦略転換する必要性 を強く感じていました。
キャラクター活用の新形態。 AI アバター動画接客が生んだ変化
-今回、広告施策の一環として動画接客に取り組もうと思った背景やきっかけを教えてください。
坂田 様
SEO 施策で集客が伸びた一方、CVR の改善が課題となっていました。
そんなタイミングで提案されたのが、10周年を機に誕生した自社キャラクター「イノベッティ」を活用した AI アバターによる動画接客「 SiTest Engage × AI アバター 」 でした。
「キャラクターを活かしながらエンゲージメントを高められるのでは?」と感じ、導入を進めることにしました。

静止画の説明から “話しかける接客” へ。 AI アバターが生んだ新体験
- SiTest Engage の動画ウィジェットを設置してみて、従来のウェブ接客(静止画やテキスト中心)と比べて感じた違いや印象を教えてください。
清水 様
AI アバターによる動画接客は、静止画やテキスト中心の訴求と異なり、ユーザーが “話しかけられている” ような体験を提供できた点が大きな違いでした。
公式キャラクター「イノベッティ」を AI アバター化したことで、親近感が生まれやすく、ブランド理解やサービス理解の入口としての役割 も果たしていると感じています。
回遊率の向上やページ滞在時間の伸びなど、エンゲージメント指標にも違いが明確に出ました。
CVR 359.8%改善・滞在時間32.6%増。 AI アバター動画接客が生んだ圧倒的成果
-実際に動画接客を試してみて、 CV (購入や問い合わせ)やユーザー行動にどのような変化がありましたか?
坂田 様
AI アバターによる動画接客を TOP ページに設置し、「動画あり/なし」で A/B テストを実施した結果、 CVR が359.8%改善、平均滞在時間が32.6%改善 と大きな成果につながりました。
動画による説明や選択肢での分岐により、資料請求・お問い合わせへの到達が大幅に増加し、エンゲージメントの強化が明確に成果へ直結しました。

広告 × 動画接客で導線最適化。 AI アバター動画接客の強み
-動画接客と広告を掛け合わせるとどんな効果が期待できると思いますか?
清水 様
AI アバターによる動画接客は、ユーザーの理解を深める「接客」領域を補完できるため、広告で獲得した流入をさらに効率的に CV へつなげる役割を果たします。
今回の結果からも、広告 → LP 流入 → AI アバターで理解促進 → CV という一連の導線が強化され、 CVR 改善に直結する相性の良さを感じています。
認知・集客施策だけに頼らず、流入後の “接客体験の強化” が競合との差別化ポイントになる と実感しています。
“体験する動画” へ。導線全体での活用を強化
-今後、動画接客やウェブ接客をどのように広げていきたいと考えていますか?
坂田 様
新商品のプロモーションやキャンペーン訴求、既存顧客へのアプローチに、動画活用を強化していきたいと考えています。
時間をかけて制作した動画を “おまけ” として掲載するのではなく、 SiTest Engage を活用し、ページの表示パフォーマンスに影響を与えずに視聴機会を増やします。
静止画では伝わりきらない商品の魅力を効果的に訴求し、商品ページ内の動画にとどまらず、キャンペーンやカテゴリー単位でも動画で紹介する導線を設けることで、お客様が探さなくても自然に商品に出会える環境を整えていきます。

迷わない導線づくりへ。動画接客 × AI アバターで差別化を強化
-これからウェブ接客や動画接客を試そうと考えている事業者に向けて、アドバイスをお願いします。
清水 様
動画接客は単なる「動画を見せる」施策ではなく、ユーザーの理解促進・迷いの解消・信頼感の醸成 によって確実に “行動の後押し” ができる新しい接客手法だと感じています。
特に近年は競合サービスが増え、差別化が難しくなっている中で、キャラクター活用 × AI アバター接客 は強力な差別化ポイントになります。
まずは小さな改善からでも効果が出やすいので、ぜひ一度試してみる価値があると思います。
導入事例からわかる、動画接客の成果と学び
今回の事例をもとに、動画接客がもたらす成果とその学びを整理します。
① 静止画では伝わらない情報を補完し、理解促進につながる
AI アバターによる動画接客により、静止画では伝えきれない “話しかけられる体験” を提供。キャラクターの存在も相まって、ブランド理解・サービス理解が自然と深まり、ユーザーの迷いを解消する導線が強化されました。
② エンゲージメント向上が CVR 大幅改善に直結
TOP ページでの動画設置により、回遊率・滞在時間が増加し、 A/B テストでは CVR 359.8%改善 という大きな成果を実現。動画による案内や分岐がスムーズな誘導を生み、資料請求・問い合わせへの到達率が向上しました。
③ 集客だけに頼らず “接客強化” で差別化を実現
SEO や広告だけでは差別化が難しい中、動画接客 × AI アバターは流入後の体験価値を大きく引き上げる手段として有効に作用。認知・集客の後を “理解促進・迷いの解消” で補完し、競合との差別化ポイントとして機能しています。
FAQ
この記事の内容に関連して、導入検討時によくある質問をまとめています。
Q. 動画接客を導入すると、静止画と比べてどのようなメリットがありますか?
A. 動画接客は、静止画では伝えにくい “話しかけられているような体験” を提供でき、ユーザーの注意を自然に引きつけます。 AI アバターを活用することで親近感や理解促進につながり、回遊率や滞在時間などのエンゲージメント指標が明確に向上しました。
Q. AI アバターを使った動画接客は、CVR 改善にどれくらい効果がありますか?
A. 実際の検証では、 AI アバターによる動画接客を TOP ページに設置したことで、 CVR が約360%向上した事例があります。動画による案内や分岐がユーザーの行動を後押しし、資料請求・問い合わせなどのコンバージョン行動が増加します。
Q. 動画接客は、競合との差別化にどのように貢献しますか?
A. 動画接客は、商品説明に加えて「理解促進・迷いの解消・信頼感の形成」を同時に実現できるため、静止画中心の一般的な LP とは異なる体験価値を提供できます。特にキャラクター × AI アバター接客の組み合わせは、ブランド表現としても差別化効果が高い手法です。
- この度はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
株式会社プロディライト
https://prodelight.co.jp/
クラウドPBX「 INNOVERA 」
https://innovera.jp/
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