ゲイズプロット

ユーザーのマウスの動きを録画再生

マウスカーソルがたどった
軌跡はユーザー心理をあらわす

アイトラッキング調査の分野で、ヒートマップ解析と並び重要だと位置づけられているのがゲイズプロットと呼ばれる解析手法です。

SiTest のゲイズプロットを使えば数名の被験者を集めてモニター調査を行うことなく、簡単にユーザー1人1人の視線の動きを追い、その順序と見ている時間を表示させることができます。

視線の動きがマウスの動きと相関関係にあることに着目し、解析ツール上で安価に手間もかけずゲイズプロットを実現することに成功しました。

ヒートマップ解析だけでは知り得ない「ユーザー心理」を推測しやすくなります。

コンバージョンまでの興味や迷いを感じ取る

ゲイズプロットの最大の強みは、コンテンツ同士の因果関係を測れること。例えば利用者の声を見た後に商品を閲覧したのか、複数商品から迷って購買商品を決めたのかなどの分析が可能です。

さらに、何度も行き来しているような箇所があれば、サイトのレイアウトがユーザーに迷いを生じさせているのかもしれません。

ヒートマップ解析で視線が集まっている箇所を判別した後は、1人1人の視線の動きをゲイズプロットで確認し、ページ構成の見直しや導線設計の再構築に役立ててください。

SiTestオリジナルの直感的解析

ゲイズプロットを搭載している解析ツール自体希少ですが、SiTest はその中でも独自の特徴を持ち合わせています。

通常ゲイズプロットは単純にユーザーのマウスの動きを順番に追っていく機能です。

それに対して、SiTest のゲイズプロットは滞在時間も円の大きさと色で表現しています。

ユーザーの離脱率の減少、成約率の向上が可能

例えばユーザーが最初に閲覧しているページやランディングページの場合、一番最後まで閲覧した後に再度戻って読まれている箇所があれば、ユーザーはそこに興味・関心を持っている可能性が高いことが分かります。

その内容をより目立つよう改善したり、ページの上部に持ってきたりすることで、ユーザーの離脱率を減少させることや成約率を向上させることができます。

成約に直結するページすべてに活用

また、ゲイズプロットはフォームやショッピングカートのページでも有用な解析が期待できます。フォームの下部にあるテキストが注目を集めている場合はそれを上部に持ってくることで離脱率を減らせます。

フォームにマウスを合わせる前にユーザーが離脱しているのであれば、上部にユーザーの興味を引くようなコンテンツを用意することでフォームの入力率を上昇できるでしょう。

成約に直結するこれらのページは積極的にゲイズプロットを活用していただき、成約率の向上に役立ててください。

ゲイズプロットの活用法

ゲイズプロットでは、ECサイトの場合見てもらいたい順番に商品を見てもらっているかを確認することや、ショッピングカートまたは問合せフォームでも、電話が見られているのかフォームにきちんとフォーカスされているのかをしっかりと把握することで、ゴール直前で離脱したユーザーの特徴がわかるようになります。

マウスグラフィ、マウスムーブと併用してゲイズプロットを活用いただくことで、より鮮明にユーザーの動きを把握することができるため、どの部分に関心があるのか特定することはサイト改善においてとても重要です。

もちろん、比較機能であるセグメント機能を活用してGoogleとYahoo!の有料広告の動きの違いなどを把握することで媒体ごとのランディングページ対策が明確になります。

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