ヒートマップ×A/Bテストでランディングページのコンバージョン数が 125.1% 向上
導入事例:アヴァンス法務事務所 様
アヴァンス法務事務所様は過払い金請求や個人再生、自己破産と言った借金問題の解決をサポートしています。
また、借金問題に悩む人だけでなく、自分に借金問題があると気づいていない人にもアプローチし、より多くの悩みを解決できるよう、ウェブプロモーション戦略を展開しています。
このウェブプロモーション戦略の1つとして、当社 LPO ツール「SiTest」をご導入いただいた背景からランディングページの最適化(LPO)実施とその結果について、ご担当の上原様にお伺いしました。
目次
1. 感覚に頼らないランディングページ改善の仕組みが必要
-導入当時、どのような課題がありましたか?
上原様 導入当時にはランディングページがまったくなく、ちょうど私が1つ作って完成した段階でした。
ネット広告も配信していたため、より多くのお問合せをいただくためにランディングページの最適化は課題となっていました。
しかし、この段階では過去のデータもなく、なんとなく「こうだろう」という感覚に頼ったランディングページのデザインと制作を行っていました。
また、コンテンツの効果検証を行う仕組みもなかったため「おそらくこのコンテンツはユーザーにマッチしていないだろう」などの予測はしていたものの、数値的なデータや根拠が得られなかったため、コンテンツの修正には至っていませんでした。
-導入のきっかけを教えて下さい。
上原様 もともとヒートマップには興味がありました。
以前より、グラッドキューブさんに広告運用をお願いしていたため、その施策の一環として「SiTest」を進められたことが導入のきっかけです。
月額の費用感も妥当な価格であり、AB テストや EFO など長期的なコンテンツの改善に必要な機能が一通り揃っている点が魅力的でした。
2. ヒートマップから改善が必要なコンテンツを発見
-SiTestをどのように活用されましたか?
上原様 SiTest のヒートマップを導入したことでユーザーがどのコンテンツに興味をもっているのか、また最後まで読まれているのかということが分かりました。
特に、当社のサイトへのアクセスの8~9割がスマートフォンなのですが、SiTest のタッチアクションヒートマップは非常に役立ちました。
タッチアクションヒートマップでは、ユーザーがスマートフォンで行うスワイプやフリックといったアクションが可視化されています。
その中でも拡大(ピンチアウト)の動きは「ユーザーが見づらいコンテンツ」を発見できるため、小さい画像や文字などの表現を改善することができました。
不要な動作はコンバージョン率にも影響するため、この機能は改善に助かりました。
また、これらの発見はランディングページを作成していた段階では、気づかなかった部分や、頭が回らなかった部分も多く、当時とは異なった視点で分析ができるようになりました。
SiTest の導入によって得られたノウハウは、他のランディングページ制作の参考としても利用しています。
-どのような効果がありましたか?
上原様 SiTest を導入後、初めてテストを行った部分は、広告で使用しているランディングページのファーストビューでした。
ヒートマップを見るとファーストビューが最もユーザーの滞在時間が長かったのですが、同時に離脱も多く発生しており、ピンチアウトもいくつか見られました。
そこで、ファーストビューのキャッチコピーや画像を変更することでコンバージョン率や離脱率、スクロール位置に影響があるかどうか検証しました。
変更点としては、以前は文字が小さかった訴求ポイントの文字サイズを大きくし、視認性を良くしました。
また、キャッチコピーに関しても、お客様の悩みを解決できることがひと目で分かるような内容に変更しました。
その結果、お問合せの完了件数や電話ボタンのタップ数といったすべてのコンバージョンポイントでコンバージョン率が改善し、最大で改善率が125.1%という結果を得られました。
3. よりパーソナライズを意識した施策を実施
-今後、取り組んでいくウェブ戦略はありますか?
上原様 現状進めている施策としては、媒体やユーザーのタイプごとにランディングページのコンテンツを変更することを考えています。
例えば、過払い問題に悩まれているお客様や、任意整理に興味があるお客様、あるいはまだ自分の中で問題が顕在化していないお客様などいくつかお客様にもタイプがあるのですが、お客様ごとにランディングページのコンテンツを変えていこうと考えています。
-SiTest のベンダーとしては、今後の施策成功に向けてどのようなご提案ができますか?
弊社 佐谷 ユーザーの属性や状況、モチベーションに合わせて訴求内容を変更し、最適化していくパーソナライズを意識した施策をご提案させていただきたいと考えています。
例えば、ウェブ広告経由であっても「リスティング広告で指名検索をされているユーザー」と、「SNS広告から流入してくるユーザー」はモチベーションがかなり異なります。
これらのユーザーに対して表示するコンテンツはすべて同一ではなく、ユーザーそれぞれに最適化していくべきだという考え方です。
この考え方は、まさにアヴァンス法務事務所様が今後行っていく施策にマッチしている部分だと思います。
そして、SiTest はこのような最適化が非常に実施しやすい機能を搭載しています。
SiTest を使用することで、ページのURLはそのままに、ユーザーの属性やアクセス時の状況といった条件によってページのコンテンツを出し分けるテストを行うことができます。
ぜひ、このあたりの機能をご活用いただければと思います。
-他に、進めているウェブでの施策があれば教えて下さい。
上原様 広告以外でいうと、コーポレートサイト内のコンテンツを増やしていこうと考えています。悩みが顕在化していないお客様に対してはコラムなどでまずは問題に気づいてもらう必要があります。
Twitter 広告などではコラムなどの記事ページをランディングページとして使用していますが、今後トラフィックが増えてくる場合には記事ページ自体のテストも行っていきたいと思います。
-この度は貴重なお話をありがとうございました。
アヴァンス法務事務所
https://avance-jud.jp/
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