事例紹介

株式会社イングリウッド様は、小売企業の販売ニーズに特化して、プランニングやサイト構築、クリエイティブ制作などのソリューションを提供されている会社です。
自社商品の販売ナレッジを活かし、小売企業の商品販売を川上から川下まで一気通貫で支援されており、「商品を売る最強の集団であり続けること」を理念にクライアント企業の利益最大化に貢献されています。

今回はご担当者の伊東様に下記のお話しを伺いました。
■ SiTest 導入に至った経緯
■導入後の改善点
■今後の活用方法についてなど

－株式会社イングリウッド 伊東様

定量的なデータを用いた精度の高い数値分析のため SiTest を導入

－ 貴社の事業について教えてください

伊東 様 イングリウッドの創業は自社の Web モールで商品を販売するところから始まりました。
そこから EC 販売のノウハウを蓄積し、現在は小売業に特化した DX ソリューションプロバイターとして、販売コンサルティングやコンテンツ制作など、全方位で事業支援を行い、クライアントの事業最大化にコミットしています。また、小売市場における社会課題を解決することをミッションに事業展開をしております。

－ SiTest 導入前の課題と導入の背景について教えて下さい

伊東 様　もともと、イングリウッドはデータ分析を得意としていましたが、toC の事業も手がけていることから、お客様に対して直接ヒアリングをするなど、アナログな分析を行うことがありました。
弊社内でクライアントの商材の広告運用を行っていたこともあり、肌感による判断のみでなく定量的なデータから精度の高い数値分析をすることの重要性を感じておりました。
SiTest ではヒートマップやスクロールデータ、 A/B テストを通して定性的、定量的なページ内のユーザー行動データが得られるため、各クライアントに対して導入を行っています。

EC 事業者が気にするポイントが一つの管理画面上で分析できる

－ SiTest をどのように活用することで効果を感じていただいてますか？

伊東 様　弊社では主に SiTest を使用してユーザーの行動をチェックし、クライアントの EC サイトのコンサルティングや 自社の ToC 商材の広告配信に活用しております。

特に A/B テスト機能は、同じ導線からの効果検証によく使用しています。カート側の機能や他の A/B テストツールでも制御可能ですが、お客様の購入の行動記録として、 A/B テストした上でのデータを一つの管理画面上で分析できるのは SiTest の強みだなと考えております。 EC 事業者が共通して分析対象として気にしているポイントであるため、かなり魅力的な機能です。

確度があまり高くない施策に対して「一旦 A/B テストをしましょう。」と施策を進める提案ができるため、クライアントの意思決定や改善スピードが速くなることもメリットですね。
実際に SiTest の分析結果を反映していくことで、 CVR の改善を実感しております。

また、同一導線の LP 内の各箇所においても一気通貫で効果検証がおこなえる点、特に A/B テストの結果をヒートマップでも視覚化ができる点は非常に使いやすく便利です。
また、タップデータのタップ数など詳細なデータを可視化できるため、コンテンツを閲覧したユーザーの動きを分析するのに役立っています。

コンサルを行う立場として、お客様と運用の共通認識を持つためにも普段から分析に有効に活用しており、検証フェーズ以外でもどのフェーズでも効果的に活用しております。

異なるジャンルまで横断したノウハウを蓄積していきたい

－今後の SiTest の活用や展望について教えてください。

伊東 様  単一商材の A/B テストは各チーム高速で行えていますが、
同ジャンルの商材の傾向や同じ類似商品のユーザーの動き方など、弊社が「商品を売る最強の集団」である以上は、もう少し俯瞰的に見て分析することで、ノウハウとしてクライアント様にご提供していきたいと考えています。
同ジャンルの商材だけでなく、マーケティングという大枠で検証・把握をするために活用すべく、社内で分析データや効果的なノウハウを集約し、より効果的に活用していきたいと考えております。

一気通貫して分析できる点が非常に魅力的

－ SiTest を検討中の方に向けてアドバイスをお願いします。

伊東 様  ダイレクトマーケティングにおいては、細かいクリエイティブ単位の調整でその結果が大きく変わります。
どんなビジネスにおいてもそうですが、地道な効果検証をしていくことが一番の武器だと思います。その点において、 SiTest はヒートマップと A/B テストが連動して見ることができ、一気通貫して分析できるので非常に魅力を感じて利用しております。
細かな検証や、検証スピードの効率化を検討している方には是非導入をお勧めします。

D2C の事業をする以上は、効率化は最大限求める必要があるので、まずは現状のサイト内でのユーザー行動の可視化などを是非試していただければと思います。

－この度は貴重なお話をありがとうございました。