【SEO対策】クローラーの巡回を促す7つの方法
YouTube チャンネル「SiTest TV」にて、『【SEO対策】クローラーの巡回を促す7つの方法』を公開しました。
SEO対策を行っているけど「コンテンツがインデックスされない」や「検索順位が上がらない」方はいないでしょうか?
どんなに良いコンテンツを作って公開しても検索エンジンに評価されないと意味がありません。
クローラーにいかに早く発見してもらうかがSEO対策には必要不可欠になります。
こちらの動画ではクローラーの巡回を促す方法についてご紹介します。
少しでも興味がある方は、全2回にわたってご紹介しておりますのでご参考にしてください。
SEO対策にお困りのWeb担当者の方は必見の動画となっております。
- XMLサイトマップを作成【方法1】
- 内部リンクを最適化【方法2】
- パンくずリストを設置【方法3】
- SSLを適用【方法4】
- URLを正規化【方法5】
- robots.txtを設置【方法6】
- 構造化データをマークアップ【方法7】
- まとめ
XMLサイトマップを作成【方法1】
1つ目は、XMLサイトマップを作成するです。
XMLサイトマップとは、「検索エンジンにWEBサイトのコンテンツ構成を伝えるファイル」になります。
目的は、「ページを早くインデックスしてもらえる」ようにするためです。
サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、より効率的にクロールを行います。サイトマップはサイト内の重要なページとファイルを Google に伝えるだけでなく、重要なファイルについての貴重な情報(ページの最終更新日やすべての代替言語ページなど)も提供します。
XMLサイトマップの作成例
XMLサイトマップの作成例についてご紹介します。
XMLサイトマップの中身は図のように「評価してほしいURL」や「URLの最終更新日」などを記載します。
XMLサイトマップの作成には、制限が2つあるので注意してください。
1つ目は、1ファイルにつき50,000URLが上限
2つ目は、ファイルサイズは50MBが上限
出典に記載している「サイトマップに関するガイドライン」にサイトマップについて記載されているので確認してみてください。
1 つのサイトマップに対してサイズに関する上限(圧縮していない状態で 50 MB)、URL の件数に関する上限(50,000 件)が設けられています
出典:Google検索セントラル – サイトマップ形式
XMLサイトマップが多数ある場合
大規模サイトのようにXMLサイトマップが多数ある場合は
サイトマップ インデックス ファイルを使用して一括送信することができます。
書き方の例としては、図のように分割したサイトマップを指定します。
出典に記載している「サイトマップに関するガイドライン」に大きなサイトマップを分割について記載されているので確認してみてください。
サイトマップが多数ある場合、サイトマップ インデックス ファイルを使用して一括送信すると便利です。サイトマップ インデックス ファイルの XML 形式は、サイトマップ ファイルとほぼ同じです。サイトマップ インデックス ファイルでは、次の XML タグを使用します。
出典:Google検索セントラル – サイトマップの作成と送信
ワードプレスの場合
ワードプレスを使っている場合
「Google XML Sitemaps」というプラグインを利用するとサイトマップを自動生成してくれます。
WordPress 5.5 以上のバージョンから標準で「XMLサイトマップ機能」が搭載されていますが、最低限の機能しかないため
プラグインを利用することをおすすすめします。
内部リンクを最適化【方法2】
2つ目は、内部リンクを最適化するです。
内部リンクを最適化することで、クローラーがサイト内のページを巡回しやすくなります。
ページ単体・サイト全体の評価を向上させるために重要な施策になります。
内部リンクを最適化 例
図のようなサイト構造が多いと思います。
トップページの下にカテゴリ、カテゴリの下にコンテンツが並んでいます。
関連するページを内部リンクでつなぐことで
関連ページ同士の関連性で評価が向上したり、クローラーが回遊しやすくなります。
パンくずリストを設置【方法3】
3つ目は、パンくずリストを設置です。
パンくずリストを設置することで、クローラーがサイト構造を理解しやすくなり
より素早いインデックスが期待できます。
パンくずリストを設置する目的は、ユーザビリティ向上やサイト内の回遊性を高めることになります。
パンくずリスト設置 例
パンくずリスト設置 例をご紹介します。
こちらの図は、車を例に挙げたサイト構造になります。
上位の階層となるページを階層順にリストアップして順番に表示します。
パンくずリストを設置することで、検索エンジンやユーザーが今WEBサイト内のどこにいるか分かりやすくなります。
SSLを適用【方法4】
4つ目は、SSLを適用です。
SSL技術を使って通信を暗号化することで、ユーザーが安心して使えるサイトとしてSEOで優遇されます。
SSLを適用した場合
SSLを適応した場合、データの盗聴や・改ざんを防ぐことで、WEBサイト訪問者が安心してWebサイトを利用することができるようになります。
ごくまれに、企業サイトで個人情報を入力するフォームなどで、SSLになっていないサイトがありますので
SSL適用することをおすすすめします。
SSLを導入しているサイトの見分け方
SSLを導入しているサイトの見分け方 について
Chromeで確認する場合、図のように
SSLを導入していないサイトは「保護されていない通信」と表示されます。
SSLを導入しているサイトは、URLの横に鍵マークがつきます。
WebサイトのSSL導入はセキュリティの向上だけでなく、SEO対策としても有効です。
上位表示サイトはSSL化
上位表示されいるサイトはSSL化対応されています。
例えば「車買取」というキーワードで検索した場合、上位表示されているページはSSL対応されています。
オーガニックで上位表示を狙う場合は、からなずSSL化対応しておきましょう。
URLを正規化【方法5】
5つ目は、URLを正規化になります。
全く同じコンテンツであってもURLが違っていれば、別ページとして検索エンジンに評価されます。
URLの正規化を行うことで、検索エンジンからの評価が分散したり、同じ内容のミラーコンテンツと認識されてしまうのを防ぐことができます。
URL正規化 例
URL正規化 例をご紹介します。
例えば、図のように、「index.htmlあり・なし」や「wwwあり・なし」がよくあるパターンになります。
検索エンジンに正しくURLを伝えないと別ページとして認識してインデックスします。
そのため、SEO評価を統一することができません。
index.html なしに統一する方法
index.html なしに統一する方法をご紹介します。
図のように、htaccessで記載して、サーバーにアップしていただくと「index.htmlなしに統一」に統一することが可能です。
robots.txtを設置【方法6】
6つ目に、robots.txtを設置になります。
robots.txtとは、クローラーに対する命令を記述したファイルになります。
robots.txtに命令を記述することで、XMLサイトマップの場所や無駄なページへのクロールを制限することが可能です。
robots.txtの記載例
robots.txtの記載例をご紹介します。
図のように、robots.txtに記載するとサイトマップを場所を知らせることが可能です。
Googleに関しては、Search ConsoleでXMLサイトマップを登録していれば不要ですが、他の検索エンジンもあるので
記載しておくことをオススメします。
構造化データをマークアップ【方法7】
7つ目は、構造化データをマークアップになります。
構造化データをマークアップとは、Googleのクローラーにテキスト情報やコンテンツ内容を適切に理解してもらう記述方法です。
通常のHTMLマークアップでは伝えきれない、より詳しい情報をクローラーが認識できるようになります。
JSON-LD形式のパンくずリスト 例
JSON-LD形式のパンくずリスト 例をご紹介します。
左側の図のように、パンくずの構造化データを設定すると右側のずのように パンくずが表示されるようになります。
構造化データには、「パンくず」以外にも 「よくある質問」や「セミナーのイベント情報」、「商品情報」なども対応しているので実装してみてください。
まとめ
こちらの動画で紹介した7つの方法で、クロールされやすいサイト作りを行うことです。
クローラーの巡回頻度が高くなれば、インデックススピードが早まり検索結果に反映されやすくなります。
特にサイト立ち上げたばかりの場合は、なかなか検索結果に反映されにくいので
クロールされやすいサイト作りを意識すると良いでしょう。
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