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リッチスニペットを活用してクリック率を向上させよう!

検索ユーザーは検索結果のリンクをクリックするまで、実際のページに自分の知りたい情報が存在しているかどうかはわかりません。
ページタイトルと要約文が検索結果に表示されているからこそ、検索結果のページが自分の目的に合っているかどうかをユーザーは判断ができます。
そのため、検索結果にどのようなテキストが表示されるかは、ユーザーがサイトに訪れる(クリックされる)ための重要な要素になります。

今回はユーザーに有用な情報を提供しクリック率を高める「リッチスニペット」について解説します。

検索結果で注目されているのは要約文

従来の検索結果で表示される要約文を「スニペット」といい、英語で「切れ端」「断片」という意味です。
検索結果として表示されるmeta descriptionや本文から抽出された要約文のことを指します。

下記は話題の映画のタイトル、「君の名は」でGoogle検索した結果の一部です。

snippet
ページタイトルの下に従来の一般的なスニペットが表示されていますが、大きく表示されているタイトルより、このスニペットをユーザーは読みながらどのサイトをクリックするかを考えているかもしれない、という研究データがあります。

下の図はスペイン語で公開されたアイトラッキングの研究データです。

一部を除いてsnippet(スニペット)のfixations(視線が止まる)割合が(title)タイトル、url(URL)、image(画像・動画)に比べて高く、ユーザーの注目度が高いことがわかります。
(Multimediaのimageのみ圧倒的に高いですが、これは検索目的から考えて当然ですね)

fixation

参照:海外SEO情報ブログ

適切な手順に沿ってサイトを更新することで、検索結果ページに表示されるスニペットにより多くの情報を付与する事ができますので以下でご紹介します。

リッチスニペットとは

Google検索を利用した際に、このような検索結果が上位に上がってくることがあります。
snippet3

このパンくずリストやレビューの星印が表示された検索結果の説明文を「リッチスニペット」といい、Googleが2009年に公開・導入した機能です。
リッチスニペットはスニペットに加え、ページ内容に対して画像・価格・評価などを併せて表示することが可能です。

リッチスニペットを表示させるには、構造化されていないHTMLを構造化データを使用して記述しなければなりません。
構造化データとは、各要素がそれぞれ何を意味するのかを検索エンジンに伝えるためのもので、Googleがサイトに含まれるデータを認識できるようになり、サイト上の情報をより詳細に表示してくれます。

リッチスニペットで検索結果をより分かりやすく – (Google Japan Blog)
リッチスニペットの導入について – (Googleウェブマスター向け公式ブログ)

「構造化データ」という耳慣れない言葉を聞くと難しそうだな、思ってしまいますが、Googleからウェブサイトを最適化するためのツールが提供されているので、まずはそれを使ってリッチスペニット導入を目指しましょう。

Google Search Console

Google Search Consoleにサイト上にある要素にマウスで簡単にタグ付けができる「データハイライター」という機能があります。
Search Console ヘルプ:データ ハイライターについて
まず左メニューからデータハイライターにアクセスします。
datahighlighter

サイトの代表的なページのURLと、ハイライト指定したい情報について設定します。
情報タイプは下記の中から選択して設定ができます。

イベント
ソフトウェア アプリケーション
テレビ番組のエピソード
レストラン
商品
地域のお店やサービス
映画
書評
記事

datahighlighter2
情報タイプは下記の中から選択して設定ができます。

イベント
ソフトウェア アプリケーション
テレビ番組のエピソード
レストラン
商品
地域のお店やサービス
映画
書評
記事

今回は「記事」を選択しましたが、あとからハイライトできる項目が情報タイプ次第で変わってくるので、自社のサイトの提供する内容にあわせて最も適切なものを選択しましょう。
datahighlighter3

最初のページをタグ付けします。
ページのプレビュー画面からマウスで選択し、表示されるタグから要素がなにかを指定していくだけで、右側のマイデータアイテムに指定した内容が設定されます。

datahighlighter5
ページセット(他のページも同様にタグ付けするかどうか)を作成します。
最初のページのタグ付けが完了したら、構成が似たページをGoogle Search Consoleが認識し、同様の設定を適応するページセットとして表示してくれます。
datahighlighter6
他のサンプルページはすでにタグ付けがされています。
Google Search Consoleはページのパターンを認識し、その設定が間違っていないかを確認してきます。
間違っているものに対して正しく設定し直す必要があります。

datahighlighter7

最終確認し、問題がなければ公開です。
データハイライターで設定した結果は次回クロールされ、検索結果に反映されます。

最後に

Googleにより詳細なページ内容を提供することで、検索結果がリッチスニペットによって目立つようになるのであれば、これを使わない手はありません。
より便利な検索体験や、ユーザビリティ向上のためにGoogleは構造化データの普及に力を入れており、こういった機能の追加もその一環でしょう。

HTMLにさまざまなメタデータを記述し構造化データを用意することを考えると、Google Search Consoleのデータハイライターはとても手軽に設定できます。
(もちろんツールを使わずに構造化データを設定できる場合には、よりサイトにあわせて柔軟な設定ができます。)
リリースされて7年になろうとしているリッチスニペットですが、まだ導入していない方も多いのではないでしょうか?
ぜひご活用ください。

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