人工知能を搭載した就活ロボ、LINEで疑問や悩みに回答してサポート
6月に入り、就職活動イベントの勢いも少しずつ落ち着いてきました。
2017年5月時点の内定率は37.5%と、前年同期と比べ8.4%ポイント増えており、6月の選考解禁に先駆けて内定をもらっている就活生もいます。
就活生のアンケートでは就職活動を終えたい時期は「6月」に集中しており、短期決戦に備えている様子がうかがえます。
さらに、短期決戦に向けてすでにスタートするのは19年卒の学生です。
早くも、就職情報サイト「あさがくナビ」から、19年卒学生向けのアカウント『あさがくナビ2019』の受付をスタートしました。
LINE を使って情報伝達の効率UPを目指す「就活ロボ」
株式会社学情は、今年の2月1日から、「 LINE@ 」を使用した「就活ロボ LINE@ チャットサポートサービス」をスタートしました。
AIで学生一人ひとりの行動特性等を分析、「就活ロボ」が、高いマッチング精度で企業の紹介を行います。
「就活ロボ」が、企業選びだけではなく、学生からの就活の素朴な質問・疑問に LINE のチャット感覚で即座に答えたり、学生ごとにマッチした就活情報をLINEを通じてタイムリーに発信することで、きめの細かい就活支援を行います。学生がこの「就活ロボ LINE@ チャットサポートサービス」で相談をすると、専属アドバイザーによる精度の高い回答を得ることもできます。
また、「就活ショートストーリー」を配信して、物語調で「エントリーシートの書き方」や「自己分析のやり方」など、就職活動のポイントを発信しています。
学生のコミュニケーション・インフラであるLINEを使うことで、情報伝達の効率をアップし、学生のアクションを促すことで掲載企業への適切なマッチングへと導くことが目的です。
人工知能をフル活用し学生個別にマッチした企業選びから、様々な就活相談への対応、情報発信を展開することで、学生・企業にとって、よりよいマッチングを実現すると発表しています。
人工知能のチャットサービスは、ユーザーの本音を収集するのに最適
いざとなった時の就活の相談は、自分の人生に関わるものだけに、なかなか打ち明けられないものです。
「就職活動の悩み、誰に相談しますか」というアンケートを100人に行ったところ、一番多かったのが「家族」(34人)、2位が「友人」(31人)、3位が「相談しない」(27人)と、相談しない人の割合が多い結果になっています。
相談できない人が多い理由の一つには、現在ではインターネットや本など、就職に関する情報を気軽に仕入れることができるようになったことが考えられます。
また、就活生はできるだけ自己解決できる情報を求めていることも想定できます。
あまり自分の悩みなどを打ち明ける機会が少ない分、就活支援サービスを提供する側にとっても、ユーザーの本音を拾うのに工夫が必要です。
就活サポートとうたっているのに、その本音が見えないと就活生に響くトピックやコンテンツを生み出すことは難しくなってきます。
ユーザーの声を収集するためによく使われるのは、メールやネットを通して用意した質問にアンケート形式で答えてもらい、データを収集する方法ですが、
質問した内容しか集められないので、派生した意見をきくことは不可能でした。
また、ユーザー自身も、はっきりとした不満や欲求を自覚しているわけではなく、無意識で感じている可能性もあります。
アンケート調査を単純に行うだけでは、実際の満足度につながるようなニーズをつかむことが難しくなっています。
特に、ユーザーの「もっとこうだったらいいのに」といった要望や不満はサービスの課題を明確にするうえで必要な情報です。
これは、就活関連のサービスだけでなく、新商品を開発するにせよ、既存のサービスのプロモーションを練り直すにせよ、消費者が何を求めているかをつかむことが重要なのは、言うまでもありません。
ユーザー自身が気づいていない欲求を見出し、取るべき施策まで落とし込む。
そして、いかに顕在化していない欲求をつかみ、それを自社の提供できる価値で充たすかということが重要になってきます。
人工知能とのコミュニケーションを通して、ユーザーのワードを収集することで、どのようなニーズがあるのかを効率的に収集することができます。
参考資料
・日本初「就活ロボ LINE@ チャットサポートサービス」スタート(PDF)
https://company.gakujo.ne.jp/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/170106pr.pdf
・就職活動の悩み、誰に相談しますか アンケート調査
http://47kyujin.com/column/life-time-consultation
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