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モバイルファーストの時代。スマートフォン用ブラウザは2017年以降どうなる?

こんにちは、プロダクト開発チーム エンジニアの森永です。

2017年3月にインターネットで利用されているOSのシェア(世界合計)について、AndroidがWindowsを抜いてトップに立ったという調査結果がアイルランドのWeb解析企業であるStatcounter社より発表されました


言い換えると、Windowsを搭載したPCより、Androidを搭載したスマートフォンの方がインターネットで使われている割合として高くなったということになります。

もちろんこれは世界合計でのシェアであり、日本だとWindowsのシェアがまだ過半数を占めていますが、このニュースはWebアプリ開発/サイト制作において言われている昨年ごろから「モバイルファースト」の動きがますます加速していることの一つの表れと言っていいでしょう。

昨年PC用のブラウザについて「ブラウザのこれまでの変遷と2017年の動向を考える」という記事を書きましたが、今回もStatCounter社のシェアデータを見ながら、スマートフォンのOS、ブラウザの動向がどうなっていくか考えていきたいと思います。

スマートフォン用ブラウザの現在のシェア

現在、スマートフォン用のOSといえばiPhone用の「iOS」とその他各機種用の「Android」の2つで9割以上のシェアが占められています。

iOSで使用されているブラウザですが、標準でSafariがプリインストールされており、OS別シェアでのiOSのシェアとブラウザ別シェアでのSafariのシェアに大きな差がないことから、iPhoneのユーザーはほとんどがSafariを使用していると見て差し支えないかと思います。

Androidでは現在プリインストールされているChromeが多いものの世界シェアで見るとUC Browser、Samsung Internet、Operaも一定のシェアを得ています。Androidのブラウザシェアについては国、地域によって違いが大きいので注意が必要です。例えばアフリカだとChromeと並んでOperaも多く、インドではUC Browserが過半数を占めています。地域によってさまざまな特徴が出ており、見てみると興味深い内容です。

ただし日本ではスマートフォン用のブラウザシェアについてはSafari/Chromeで9割を超えるため、海外からのアクセスを考慮しないのであればAndroidのブラウザはChromeのみの考慮でもほぼ差し支えないでしょう。

なお、ブラウザシェア分布の中にある「Android」ですが、これはAndroidバージョン4.3までの端末でプリインストールされていた所謂「標準ブラウザ」のことを指しています。しかしながら、Googleの方針変更(Chromeを標準のブラウザとする)により開発終了となったため、今後シェアはなくなっていく方向と思われますので開発/製作時には考慮しなくてもほぼ差し支えありません。

スマートフォンブラウザの動向・イメージ2

今後のスマートフォン用ブラウザはどうなる?

さて、今後のスマートフォン用ブラウザでの大きなトピックですが……クライアントPC用でのIE9サポート終了といったような大きなインパクトをもたらす動きや、ブラウザの機能が劇的に変わるといったことは当面はなさそうです。

シェアの推移については国、地域によるばらつきが大きいので一概には言えませんが、Chromeは増加傾向の地域が多いためAndroidのブラウザについてはChromeに集約されていく可能性もありそうです。

いずれにせよ、最初にも書きましたように「モバイルファースト」への動きが加速していますので、スマートフォンのブラウザの動向も注目していきましょう。

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