GCP(Google Cloud Platform)は怖くない!無料のインスタンスをたててみよう
近日、 GCP (Google Cloud Platform)を耳にすることが増えてきました。
GCP を使おうと考えている人も多いのではないのでしょうか。
ただ、 最初はどうすればいいかわからないという人もおられるかと思います。
今回は、GCP の登録から無料のインスタンスをたてるところまでを紹介していきます。
GCP とは?
Google がクラウド上で提供するサービス群の総称です。
PaaS である GAE(Google App Engine)やIaaS である GCE(Google Compute Engine)、
フルマネージド MySQL など、さまざまな便利なサービスを提供してくれています。
他のクラウドコンピューティングサービスと比べて比較的コストがかからないのも特長の1つです。
※ 2017年3月に価格改定があり、無料枠も強化されました
それでは、アカウントを作っていきましょう。
GCP プロジェクトを作成してみよう
今回は、 Google のアカウントを持っていることを前提としております。
まず、下記のURLにアクセスしてください。
「無料トライアル」をクリックして、アカウントを作成していきましょう。
アカウント登録には下記の情報が必要です。
・国と通貨
・講座の種類
・名前と住所
・支払い方法
・使用言語
※ 登録時に$300の無料クレジットがもらえます(試用期間12ヶ月間)
※ アカウントに意図されない課金が発生することを防止するため、無料期間が終了すると一時的に停止されます
登録が完了したらプロジェクトを作成していきましょう。
GCP のダッシュボードがでてきていると思いますので、
「プロジェクト情報」から「リソース管理」を選択肢して、「プロジェクトを作成」をクリックします。
プロジェクト名を4文字から30文字の間でフォームに記入します。
プロジェクトIDが自動的に生成されますので、「作成」をクリックします。
これで GCP プロジェクトは完成しました。
GCE で無料のインスタンスを立ててみよう
次に GCE で無料のインスタンスを立てていきましょう。
USリージョンの f1-micro インスタンス1個だけという条件が無料になります。
作りながら説明していきます。
左上のハンバーガーメニューから Compute Engine をクリックします。
「VM インスタンス」とでてきますので、「作成」をクリックします。
インスタンスの作成画面がでてくると思います。
ゾーンを「us-west1-b」に、マシンタイプを「f1-micro」にしてください。
項目の各説明は下記に記載します。
・名前:仮想マシンのインスタンスに設定する任意の名前を入力します。
・ゾーン:リソースを実行できる特定の地理的な領域です。ここでは、USリージョンのものを選択します。
・マシンタイプ:仮想マシンインスタンスのスペックを選択します。ここでは、仮想CPUが1、メモリが0.6、ディクスが4(16 in Beta)の f1-micro を選択します。
・ブートディクス:仮想マシンインスタンスで使用するOSと、割り当てるディスクのサイズを設定します。
・IDとAPIへのアクセス:アクセス権を詳細に設定できます。
・ファイアウォール:ファイアウォールを詳細に設定できます。例えば、HTTPの通信を許可したい場合は、「HTTPトラフィックを許可する」にチェックをつけます。
各項目を選択したら、「作成」をクリックしてください。
これで、無料のインスタンスが作成されました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は GCP アカウント作成からインスタンスをたてるところまでを説明しました。
USリージョンの f1-micro インスタンス1個だけなら無料なので、テスト環境で使ってみてもいいかもしれませんね。
GCP は怖くありませんので、触っていきましょう。
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