ヒートマップ使い方・必要な基礎知識
ヒートマップの使い方・基礎知識
突然ですが…ヒートマップを活用できていますか?導入してから最初はデータなどを見ながら改善サイクルを回そうと思っていたが現状は何もできていない、上手く活用できていない人の為にヒートマップの使い方や必要な基礎知識をお伝えします。
ユーザーがサイト上のどこをよく閲覧しているのか?をヒートマップで可視化し「興味・関心」を把握する事が出来れば改善の糸口を見つける事が出来ます。
よく見られている部分は赤、よく見られていない部分は青というように色で示すことで、どこに注目されているのか直感的に一目でわかります。
先ずは以下の画像をご覧ください。
青〜赤にかけて少しグラデーションがかかったような色になっていますが、このようにユーザーの興味によってサイト内で色が変わります。
ただし、ヒートマップで分析を行う際は全体での流入に対してヒートマップで仮説を持つのではなくセグメントで「オーガニック検索」「有料検索」「Google検索」「Yahoo検索」「リターゲティング」などの切り分けを行うべきです。
以下は母数が異なるため一概には言えませんが自然検索と有料検索ではユーザーの興味関心度合いが異なります。
※通常分析する際は母数が近しいデータで判断する事をおすすめします。
セグメント機能で見極める
GoogleやYahooで検索したキーワードでサイトに訪れたユーザーとたまたまバナーを目にして広告をクリックしサイトに訪れたユーザーではユーザーのモチベーションも違います。
その為、全てのセッションでヒートマップを見てしまうとデータが混在してしてしまいます。
セグメントで分けたデータに沿って流入元ごとにABテストを行う事により各流入元ごとの最適なページへと改善していくことをおすすめします。
SiTestでは「レギュラー」「カスタム」の二つでセグメントで切り分ける事ができます。
「レギュラーセグメント」
・すべてのセッション
・直帰セッション
・直帰以外のセッション
・ダイレクトトラフィック
・モバイルとタブレットのトラフィック
・モバイルトラフィック
・タブレットトラフィック
・PCのトラフィック
・PCとタブレットのトラフィック
・新規訪問者
・リピーター
・自然検索トラフィック
・有料のトラフィック
・参照トラフィック
上記のように、ユーザーの動きやデバイス、自然検索や有料検索などのセグメントで切り分ける事ができます。
カスタムセグメントの詳しい例については以下をご参照ください。
・セグメントの適用
ヒートマップは最強ツール?
ヒートマップは当然全てがわかる最強のツールではありません。
商品点数が多く大量にページがあるようなサイトではアクセス解析などの組み合わせが必要でしょうし、ヒートマップから得れる情報を元に仮説から改善までを考える
力や実行力も大事です。
どんなにデータを溜めても実行しなければ意味がありません。先ずはABテストなどを行いながら今以上により良いページを作り上げていきましょう。
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