SiTest 「スクロールデータ」数値表示の仕様変更のお知らせ

いつも SiTest をご利用いただきありがとうございます。
この度、より精確にウェブサイト内の行動を把握いただけるよう、
「ページ情報」および「スクロールデータ」内の「到達数（率）」及び「離脱数（率）」の表示に関する仕様を変更いたしました。

SiTest ではページ内でのスクロール行動を計測していますが、これまで、ユーザー行動が無く（記録されておらず）「スクロールの行動ログが存在しないデータ（PV）」については、「行動ログの存在するデータ（PV）」で記録されている最小の地点まで到達したとして扱い、表示しておりました。
（例：行動ログの存在するデータのうち最もスクロールが浅いデータが9％まで到達している場合、行動ログの無いデータはすべて9％到達と合算して表示）

行動がなくても画面表示されていれば到達とみなせるようこのような仕様にしておりましたが、PVが少ない場合など、他のログの値によって結果が変化し、また選択する期間やセグメントによって最小到達地点が変わるため結果が変わってしまう問題がありました。

今回、行動ログが無い状態での離脱数が明確にわかり、また他のログの値によって結果が変わらないよう、行動ログが存在しないデータについては「0％地点で離脱した」とみなした表示に変更いたしました。
仕様変更となる機能は以下の通りです。
・「ヒートマップ」内「ページ情報」のグラフ、数値（到達数・到達率・離脱率・離脱数）
・「スクロールデータ」内のグラフ、数値（到達数・到達率・離脱率・離脱数）

※なお、データ計測方法はこれまでと変わらず、過去のデータについても新しい仕様で表示されます。