人工知能に強くなろう！次世代エンジニアに薦める書籍4選 ｜ SiTest (サイテスト) ブログ

TensorFlow, CNTK, DSSTNE, Watson等、人工知能に関する技術が増えてきており、
エンジニアとしても無視できないようになってきました。

次世代エンジニアになるための準備として、人工知能・機械学習の書籍を読み、理解していきましょう。

今回は、オススメの書籍4冊をご紹介いたします。

人工知能 人類最悪にして最後の発明(Amazonリンク)

テクノロジーが及ぼす影響を知れる書籍となっております。

近い将来に人間並みの知能を持ったAGI（人口汎用知能）が誕生し、そのAGIは自ら学習し改良することができるため、人間の1000倍も賢いASI（人口超知能）に進化することも起こり得ます。
AGIからASIへの進化はあっという間に進むため、一度AGIができてしまったら、ASIの誕生を防ぐことは極めて難しく、最悪のケースでは、ASIが人類を滅すという決定を下すことも考えられるので、安全対策を用意しておくべき。
といった内容で、人工知能が未来にとってどのように影響してくるのかを理解できる作品です。

人工知能は人間を超えるか(Amazonリンク)

人工知能の技術と歴史をきちんとおさえておくなら読むべき書籍となっております。

研究者としての視点から現在までのAI技術を振り返り、
これから真の人工知能を実現するための技術的課題について説明している内容です。
技術的な説明は簡易に書かれており、スラスラと読める作品となっております。

人工知能に負けない脳　人間らしく働き続ける５つのスキル

タイトル通り、人工知能に負けない脳にするには、どのようなスキルを特化させるべきかを綴った書籍となっております。

2045年には人間の脳を超えると言われている人工知能に負けない脳を身につけるために必要な５つのスキルを紹介しているとともに、
人工知能にはない人間らしさを磨く方法も具体的に書かれている内容となっており、
エンジニアとしてもどのように人工知能と共存していくかを考えさせられるになる作品となっております。

ITエンジニアのための機械学習理論入門

機械学習についての本格的な専門書となっております。

タイトル通り、ITエンジニアを想定して書かれており、
プログラムをダウンロードして動かして体感しながら学べるようになっています。
言語の文法を気にすことなく、パラメータのみをいじりながら出力の変化を確認でき、
紹介されているアルゴリズムそのものの理解を深めることができます。

ただ、大学理系程度の数学力がないとスラスラと読めないので、
基礎数学を理解してから読むべき作品となっております。

次世代エンジニアに薦める書籍4選でした。

広義の人工知能を知り、
プログラムとして実装するまでのフローを体験できるかと思います。

これを機に、TensorFlow, CNTK, DSSTNE, Watsonと
いった人工知能技術を使用するきっかけになればと思います。