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おすすめ本『文系でもわかる人工知能ビジネス』

今回のエントリーでご紹介するのは「文系でもわかる人工知能ビジネス(amazon)」(EYアドバイザリー 著)です。
”文系でもわかる”とタイトルにあるように、開発のための技術本でもなければ、ある意味ビジネス本でもない、21編のショートショートのようにも読めてしまう平易な内容です。

なぜおすすめしたいのか

ちょっと先の将来、だけど実現には程遠い未来の出来事・・・あったらいいな、できたらいいなと感じられる物語とともに、現在社会の問題点とそれを実現可能にする技術(仕組み)がまとめられています。
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この本が対象としているのは、(非常に失礼な言い方になりますが)まだAIリテラシーの低い、既存のビジネスと人工知能を結びつけて考えていないビジネスパーソンなのではないでしょうか。
人工知能が活用された世界を、まだまだSF映画のような世界観と捉えて自分と切り離してしまっている人や、人工知能の恩恵を受けるのは一部のアーリーアダプターで、一般の生活にはとても先の話とタカをくくっている人にも読んでいただきたいと思います。

概要について

本書に綴られた「物語」は
1章 自動車メーカー営業マン
2章 建設会社社長
3章 精密板金工場長
4章 自動車メーカー工場長
5章 農家
6章 トラック運転手
7章 米国空軍のスペシャリスト
8章 書店経営者
9章 警察官
10章 消防士
11章 電機メーカーマーケティング部門の担当者
12章 弁護士
13章 ワーキングマザー
14章 田舎に住むお年寄り
15章 肥満に悩むエンジニア
16章 一人暮らしのおばあさん
17章 買い物好きなアパレルメーカー社員
18章 投資銀行に勤める独身女性
19章 頭脳明晰な小学生
20章 米国の大学院に通う留学生
21章 シングルマザー
の21章。

それぞれ、
自動車
社会インフラ
製造業
農業
物流・倉庫
安全保障
小売
セキュリティ
オフィス業務
住宅
医療
教育
金融
の13の分野・領域で起こりうる、2020年の生活を描写しています。
もちろん荒唐無稽な夢物語ではなく、現在の状況とこれらのサービスが「新ビジネス」としてどのように変貌するのかを予見しています。

最後に

本書で述べられている内容のうちのいくつかは、当ブログでも紹介している技術やサービスが活用された将来を描いたものと言えるものです。
今の人工知能の情報をキャッチアップできている人にとっては、
「ははーん、このくだりはあの技術のことをいっているな、この部分はあの企業のサービスと同じだな・・・」
と心当たりを持つことになるでしょう。
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当ブログを読んでくださっている方には正直、物足りない内容かもしれません。
実際、一部のネット書店のレビューで「物足りなさ」の指摘があるのもむべなるかな、といったところですが、同じリテラシーを職場の上司、同僚、部下は持っているでしょうか?あるいは取引先、お客様はどうでしょうか?
難しい技術論はさておき、人工知能が一般化した近い将来の生活感をイメージしてもらうのに、本書は最適です。
「入門」のその一つ前の段階、「門前の書」として、最低限の意識のすり合わせをするために周りの人におすすめするのが本書の活用法と言えるでしょう。

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