営業求人F社 様 | 超簡単な地域別 LPO でCVR+36%、滞在時間+66%に! | SiTest (サイテスト) ブログ

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営業求人F社 様 | 超簡単な地域別 LPO でCVR+36%、滞在時間+66%に!

導入事例:営業求人 F社 様

F社様では、自社の営業求人広告をリスティング広告等(弊社運用)で掲載しています。

求人の対象地域は全国ですが、広告のリンク先 URL に使用する LP は1つしかなく、LP 内のコンテンツも全国向けになっていました。
本来は、東京勤務で仕事を探している人には、「全国採用」ではなく「東京採用」という訴求の方が効果的であることは言うまでもありません。

地域ごとの LP を作成しようにも、F社様はグローバルで展開されている日本法人でありサイト制作・修正も簡単にはできないということで、それなら SiTest の 「フレキシブル LP テスト(以下、FLPO)」 機能を使って、物理的にサイトに手を加えることなく地域別の LPO を実現しましょうとご提案しました。

本事例をご紹介するとともに、SiTest を使って地域別の FLPO を行う設定は非常に簡単ですので、広告・SiTest の設定手順も合わせてご紹介していきます。

1.FLPO の仕組み(A/B テストとの違い)

SiTest では、A/B テストと FLPO というテスト機能があります。
(多変量テストもありますが、今回は割愛します)

A/B テストは、テストの対象となった PV ごとに、どのパターンを表示するのかを指定した割合で毎回ランダムに決めます。
一方、FLPO は「特定の条件 A を満たす場合には パターン A を表示する」というように、条件によるパターンの出し分けを行います。

2.FLPO の設定(広告側)

「特定の条件を満たす場合に、特定のパターンを表示する」という動きを実現するためには、広告側での設定、SiTest 側での設定がそれぞれ必要です。
まずは広告側の設定についてご説明します。

本事例では、東京勤務で仕事を探している人には東京採用のパターンを表示する、大阪勤務で探している人には・・・というように、リスティング広告において検索が発生した地域ではなく、検索クエリ自体に地域名が含まれている場合に当該地域で仕事を探しているとして、「営業 求人 東京」というキーワードのリンク先 URL に、これを特定できるようなパラメーターを付加しました。
※キーワードとリンク先 URL、パラメーターは仮です。

例:

キーワード キーワードのリンク先 URL
営業 求人 東京 https://saiyo.com/?area=tokyo
営業 採用 大阪 https://saiyo.com/?area=osaka

 

3.FLPO の設定(SiTest 側)

SiTest では、下記手順で FLPO の設定を行います。
お客様の実際のページを公開することができませんので、仮の画像・URL などを使用しています。
※テストを行いたいページが属するプロジェクトに入っている状態を想定します。

①左のサイドメニューで「スプリットテスト」をクリック


②FLPO を行う URL を選択

③「新規テスト」をクリックし、名前を入力。「テストの種類」に「フレキシブル LP テスト」を指定


④作成したテストの「編集」ボタンをクリック

⑤「パターン追加」「新規書き換えパターンの追加」の順にクリック

⑥作成したパターンの振り分け条件を設定
広告側の設定では、「営業 求人 東京」というキーワードに「https://saiyo.com/?area=tokyo」のリンク先を設定しましたので、このパラメーター部分「area=tokyo」を条件として設定します。
※振り分け条件についての詳細: https://sitest.jp/help/abtest/フレキシブルlpテストの編集

⑦コンテンツを東京向けに変更
※変更箇所が画像であれば、差し替え用の画像が必要です。下記は変更箇所がテキストの場合の手順です。

他にも、例えば勤務地の項目が「全国で募集中」「47都道府県の各プロジェクト先」など地域ごとの訴求になっていないのであれば、「東京本社(東京都港区~)」などのようにしてみましょう。
「これは〇〇県の求人情報だ」とユーザーがすぐにわかるよう、ファーストビューではもちろん地域ごとの訴求ができそうなところはどんどん変更しましょう。

⑧テスト一覧に戻り、テスト開始ボタンをクリック

※テスト結果の見方: https://sitest.jp/help/abtest/テストの結果確認について

以上が SiTest 側での設定の手順です。
コンテンツの変更箇所が画像の場合は画像を制作する手間・コストはありますが、変更箇所がテキストであればすぐに変更できてしまいます。

たったこれだけの設定で・・・

4.結果

FLPO をする前と後では、CVR が36% も向上しました!
また、滞在時間が 66% 向上しページの中間地点までの離脱率が -47% となり、ユーザーのエンゲージメントが上がっていることが明確にわかります。

今回は、地域の検索キーワードによる FLPO の事例ですが、例えば化粧品の場合はキーワードに合わせて「美白キーワードには美白訴求」「保湿キーワードには保湿訴求」のファーストビューを設定したり、特定のユーザー層毎に Cookie を付与してコンテンツを出し分けるなど、FLPO でできることは色々あります。

今のページのまま何もしなければ現状維持にしかなりませんし、一方でキャッチコピーやボタンの色を変えるだけで大きく成果が変わることもありますので
テストの設定が簡単で、テストの結果・パターンごとのヒートマップ分析、EFO まで1つの管理画面でできる SiTest を是非ご活用くださいませ。

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