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【2023年最新版】A/B テストツールおすすめ11選。導入のメリットや比較ポイントも解説!

コンバージョン率の改善には、A/B テスト施策が欠かせません。
A/B テストを実施するためには、ウェブサイトの改修、ランダムに出しわけるシステムを作る必要があります。
しかし、これらを自社開発で完結させようと考えるとエンジニアやデザイナー、ディレクターなど非常に多くの工数とコストがかかります。

今回は、A/B テスト施策を効率化する A/B テストツールをご紹介いたします。
ツール導入のメリットや導入時の比較ポイント、国内外のおすすめツールを解説いたします。

目次


「A/Bテストツール選び方ガイド」のダウンロードはこちら

A/B テストツールとは

A/B テストツールとは、ウェブサイトの A/B テスト施策を効率化するためのツールです。
具体的には、ツール上でウェブサイトの見た目を変更できる「エディタ機能」、変更した見た目をアクセスごとにランダムに表示する「テスト機能」、テスト結果を計測する「レポート・分析機能」などを備えたツールです。
最近では、ウェブサイトにアクセスしたユーザー属性ごとにコンテンツを出しわけるパーソナライズ機能なども搭載されていることがあります。

A/B テストツールの選び方

A/B テストツールはツールによって特徴があります。
A/B テストをするためだけのシンプルなツールから、A/B テスト結果の詳細を分析できたり、外部ツールとの連携が機能があったりなど、その特徴は千差万別です。
ここでは、最低限把握しておくべき比較ポイントをご紹介いたします。

テスト機能

一般的に「A/B テスト」という場合には、「スプリッドテスト」という手法が前提とされています。
文字通り A パターンと B パターンを用意して、スプリッド=50%ずつランダムに配信して、その結果を比較する手法です。

ウェブサイト上では、スプリッドテストを実施する方法が2種類あります。
「書き換え型」と「リダイレクト型」です。

また、スプリッドテストではなく「多変量テスト」という手法もあります。

テスト機能として、以下の3種類のテストが実装できるかどうか確認しましょう。

■ 書き換え型スプリッドテスト
■ リダイレクト型スプリッドテスト
■ 多変量テスト

 

エディタ機能

ほとんどの A/B テストツールには、エディタ機能が搭載されています。
ノーコードでウェブサイトのテキストや画像を差し替えたり、コンテンツの追加・削除ができたりします。

エディタ機能の使い勝手は好みが別れますが「画像アップロードができない」「JavaScript編集ができない」など機能として不足している場合もあります。
導入した際に使いそうな操作が一通りできるかどうか確認しましょう。

レポート・分析機能

A/B テスト結果を正確に分析することがもっとも重要です。
どのツールでもレポート画面はありますが、その内容やどこまで深堀して分析ができるか、という点が比較ポイントです。

例えば、A/B テストの結果、どちらのパターンが勝利したかを判断する際には統計学的な判断がなされます。
そのとき「ベイズ統計」を使用することが統計学的には一般的ですが、判断に「有意差検定」を使用しているツールもあります。
有意差検定は A/B テスト結果に対して間違った判断をしてしまう場合があります。

また、A/B テストと非常に相性の良い分析手法が「ヒートマップ解析」です。
ヒートマップ解析は、ページ上でユーザーがどのように行動したかを可視化する解析手法ですが、A/B テストパターンごとのヒートマップ解析を見れるかどうかという点も非常に重要な点です。

セグメント機能

レポート・分析機能にも関連しますが、セグメント機能も重要です。
A/B テストを実施する際に、特定のセグメントのみを対象にしたり、テスト結果のなかから特定のセグメントの数値のみを分析したりすることで、A/B テストを正しく評価できます。
セグメントが柔軟に設定できるかも確認しましょう。

連携機能

今日ではひとつのツールだけではなく、様々なツールを連携させてマーケティングを行うことも多くなりました。
複数のツールを使用している場合には、使用中のツールと連携できるかどうかも比較ポイントです。

サポート体制

ツール選びで最も重要な点がこの「サポート体制」です。
どんなに機能が豊富でも「使いこなせない」という理由で導入してもログインすらしなかったというケースは多いです。
ツールを導入する際に、導入前のデモや導入後のキックオフ・オンボーディングを支援してくれるベンダーであることは現在のツール選びで必須といえます。

A/B テストツール導入のメリット

A/B テストツールには様々な機能が搭載されていますが、メリットとしては大きくふたつ上げられます。

精度の向上

ウェブサイトで A/B テストを実施するためには、ランダムでパターンを出しわける必要があります。
しかし、ランダムというのは何を軸にランダムといえるのかが難しいポイントです。
ユーザー単位なのか、Cookie 単位なのか、など検討すべき点が多く、自社開発でテストの仕組みを作るのは非常に大きなコストがかかります。

また、テスト結果を計測して統計的に判断する必要もあります。
これら A/B テストの実装と計測を、まとめて安価に提供してくれるのは A/B テストツール導入のメリットです。

A/B テスト施策実施の効率化

A/B テストが実施され始めた当初は「リダイレクト型スプリッドテスト」が一般的な手法でした。
つまり、現在使用しているウェブページとは別に新しくテスト用のウェブページを作成して、リダイレクトさせるという手法です。

しかし、新しくテスト用のウェブページを作成するのはデザインやコーディングのコストがかかり、時間もかかります。

そこで、現在のほとんどの A/B テストツールでは「エディタ機能」が搭載されており、デザイナーやエンジニアがいなくともウェブ担当者がノーコードでかんたんにウェブサイトを編集できます。
ツール導入によって、時間的・人的コストが大幅に改善され、施策が効率化されます。

ツールベンダーからのコンサルティング支援とサポート

一部のツールベンダーは、ツールの使用方法をサポートするだけではなく、A/B テストの進め方や施策に関するアドバイスをしてくれます。
また、有料のコンサルティングも提供しているベンダーもあり、自社リソースだけではなくベンダーに所属する A/B テストのプロのノウハウを活用することができる点も魅力です。

Google オプティマイズは2023年9月30日にサポート終了

A/B テストツールをご紹介する前に、「Google オプティマイズ」についても簡単にご紹介いたします。
Google オプティマイズは、Google が提供する無料の A/B テストツールです。
無料で使用できる数少ない A/B テストツールとして、多くのユーザーに利用されてきましたが、2023年9月30日をもってサポートが終了します。

今後は Google 以外が提供する A/B テストツールの利用が必須となりました。

Google が Google オプティマイズのサポート終了を発表!影響や今後の対策について解説

国産 A/B テストツール6選

A/B テストツールは国内でも数多くのベンダーがいます。
本記事では、利用者の多い6つのツールを紹介いたします。

SiTest(サイテスト)


SiTest は、グラッドキューブが提供するA/B テストツールです。
書き換え型スプリッドテスト、リダイレクト型スプリッドテスト、多変量テストの3つのテスト機能に加えて、ユーザー属性ごとにコンテンツを変更するパーソナライズ機能も搭載しています。
最大の特徴として A/B テストだけではなくヒートマップ解析、EFO(エントリーフォーム最適化)、ポップアップ配信など、LPO およびコンバージョン率改善に必要な機能をオールインワンで備えている点があげられます。

A/B テスト施策をコンバージョン率改善を目的として実施されている方におすすめのツールです。
また、SiTest のノーコードエディターの UI は「使いやすい」と評判で、初めて A/B テストツールを導入される方にもおすすめです。

無料トライアルで全機能を体験いただけます。

DLPO


2005年から提供を開始し、700社以上に採用された歴史のある A/B テストツールです。
オーディエンス全体の A/B ・多変量テストは勿論こと、流入元やユーザー属性といったセグメント(共通の属性を持っているグループ)別で A/B テストを実施できる、さまざまなデジタルマーケティングプラットフォームと連携できるという特徴があります。
3rdパーティデータや自社の 1st パーティデータを活用することで、顧客の特徴やニーズに応じたパーソナライズや A/B テストを実施できます。

Flipdesk


Flipdesk は顧客体験を最大化することを目的とした、サイト訪問ユーザーに応じた販促と接客でコンバージョン率を改善するウェブ接客ツールです。
ウェブサイト上にテキストやポップアップを配信する機能があり、ポップアップの A/B テストが可能です。

KAIZEN PLATFORM


KAIZEN PLATFORM が提供するウェブサイトの改善サービスです。
ローコード・ノーコードのカスタマイズはできませんが、同社の「KAIZEN TEAM」が設計やデザイン作成、効果測定までを対応してくれます。
自分でツールを活用するのではなく、施策をまるごとお任せしたいという方におすすめです。

KARTE Blocks


株式会社プレイドが提供する A/B テストツールです。
「KARTE Blocks」というサービス名の通り、ウェブサイト上の要素をブロックとして認識し、ブロックごとに要素を最適化します。
リダイレクトテストの機能は搭載されていないため、ページ内のコンテンツを最適化したい場合には有効なツールです。

Sprocket


株式会社Sprocket は自社開発したウェブサイト改善のプラットフォームを提供しています。
特徴はユーザーの行動分析からポップアップの表示等の改善施策までが行える「プラットフォーム」と、仮説立案や施策の企画・設定・検証を行う「コンサルティング」の両軸で提供されたサービスである点です。
こちらも自社でツールを活用しながらではなく、コンサルティング色の強いサービスです。

海外産 A/B テストツール5選

海外産の A/B テストツールは、国内に比べると価格面で高い傾向がある一方で、機能が豊富な面もあります。

AB Tasty


AB Tasty はニューヨークやロンドン、パリなど、主に欧米で利用されているツールです。
A/B テストに特化したツールで、A/B テストを効率的に進めるための豊富なウィジェットや自動的なパーソナライゼーション機能があります。

Adobe Target


Adobe が提供する A/B テストツールです。
基本的なエディタ機能やパーソナライズ機能を搭載しています。
特徴として、同社が提供するアクセス解析ツール「 Adobe Analytics 」との連携が可能で、リアルタイムにデータを連携しながら顧客体験を最適化できます。

Optimizely


2008年の米国大統領選オバマ陣営で、A/B テストを駆使してウェブサイト上で多額の寄付金を集めた Dan Siroker(ダン・シロカー)が生み出した世界シェア No.1 クラスの A/B テストツールです。
あらゆるデバイスやチャネルで利用可能、マーケティングチームに適したクライアントアンドテストとエンジニアチームに適したサーバーサイドテストの2種類から A/B テストを選択できるという特徴があります。
機能が豊富な分価格面も高くハイエンド向けのツールと言えます。

Ptengine


中国に本社を置く Ptmind 社が開発するツールです。
Ptengine はアクセス解析やヒートマップ解析ができる「Insight」と、A/B テストなどのウェブサイト改善ができる「Experience」のふたつのプロダクトで構成されています。
両方のプロダクトを利用することで、パターンごとのヒートマップ解析などが可能になります。

Visual Website Optimizer(VWO)


インドに本社をおく VWO が提供している A/B テストツールです。
基本的な A/B テスト機能を備えるとともに、タスク管理のためのカンバンや簡易的なヒートマップ解析ができる点が特徴です。

さいごに

本記事では、A/B テストツールの選び方と国内外のおすすめツール11選をご紹介いたしました。

A/B テストツールは機能面もさることながら、実際の使い勝手なども施策を継続するためには重要なポイントです。
まずはご紹介したツールの中で無料トライアルでお試しいただくのがおすすめです。

当社グラッドキューブが提供する SiTest は、全機能を無料でお試しいただけるトライアルプランをご用意しております。
A/B テストツールの導入を検討している、今使っているツールからの乗り換えを検討しているという方は、ぜひ一度お試しください。

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