ABテストとは?Web担当者が知っておくべき超基本 | SiTest (サイテスト) ブログ

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ABテストとは?Web担当者が知っておくべき超基本

現在では、リアル店舗やECサイトなどサービスの形態にかかわらず、ネットでの集客が主流となっています。
そのような中で、ホームページや自社のウェブサイトには集客力が求められます。

本記事では、皆さんもどこかで聞いたことがある「ABテスト」とは何かについて、基本的な部分を解説いたします。

目次

ABテストとは

ABテストとは

概要

ABテストとは、ホームページやウェブサイトのコンバージョン率や広告の費用対効果を改善する方法の一つです。
具体的には、自社のホームページやウェブサイトにアクセスしてきたユーザーに対して異なる内容であるAパターンのページとBパターンのページをランダムに出し分けて、より高い成果を出すデザインや訴求を発見するのがABテストです。

ABテストは政治活動でも使用される代表的な手法

世間的に有名なものとしては元アメリカ大統領のオバマ氏が実践したABテストです。

オバマ氏はネット上でボランティアの選挙スタッフを集める際に、以下のようにいくつかのメインビジュアルを用意し、アクセスしたユーザーに対してランダムに出し分けることによって、支援者のメールアドレスを最も効率的に集められるパターンがどれなのかを検証しました。

ABテストは政治活動でも使用される代表的な手法
 

ABテストを実施する意味

ABテストを実施する意味・メリットは大きく3つあります。

  • ■ 機会損失を最小限に抑える
  • ■ サイト改善の工数が少ない
  • ■ 期間比較よりも精度の高い検証ができる
  •  
    この中でも、もっとも重要なことは「機会損失を最小限に抑える」ことです。

    まず、サイト改修を行う上で絶対に忘れてはいけないことは、サイトの情報やデザイン、レイアウトを変更しても改善するとは限らないということです。
    現状のサイトを改修しようと考え、実際にサイトの内容を変更してみても、成果が改善するとは限りません。

    それを事前にABテストを行い、少ない人数に対してテスト的に見せることで、成果が下がる場合でも最小限にその損失を抑えることができます。
    また、事前に成果の良し悪しが分かれば、その変更内容を本番環境に反映するかどうかを事前に判断できるので、「本番環境でサイトの変更をしたけど、成果が悪いからやっぱりもとに戻そう」という無駄な工数を減らせます。

    ただし、なんでもかんでもABテストをすればよいかというと、そういうわけではありません。
    ABテストとリニューアル(全体変更)の役割の違いについては以下の記事で詳細に書いていますので、読んでみてください。


     

    3種類のABテスト

    一口にABテストといっても、種類がいくつかあります。
    一般的には以下の3種類です。

  • ■ 書き換え型テスト
  • ■ リダイレクトテスト
  • ■ 多変量テスト
  •  
    それぞれの特徴やメリットを順に解説していきます。

    書き換え型テスト

    書き換え型テスト
    現在では、ABテストというと基本的にはこれが連想されます。

    あるページに対して、ツールなどを用いてテストする部分の内容を書き換えます。
    そして、ユーザーがアクセスしたときに、書き換えた箇所をランダムに変更したりしなかったりして、書き換えによる変化を検証する方法です。

    この手法の大きな特徴は同一URLでABテストを行えることです。
    あらたに別のURLを用意する必要がないため、少ない工数で改善施策が行えます。
     

    リダイレクトテスト

    リダイレクトテスト
    リダイレクトテストは、あるページにアクセスしたユーザーに対して、ランダムに別のURLにリダイレクトさせることで、成果改善のためにどちらのページにアクセスさせるべきかを検証します。

    書き換え型とことなり、テストを実施するページとは別にURLを用意しておく必要があるため、書き換え型に比べて工数が多くかかる場合もあります。
    一方で、書き換え型とは異なり、テストパターンに大胆な変化をつけられるので、全体最適化に向いています。
     

    多変量テスト

    多変量テストは、ページ上の要素単位で最も改善効果の高い組み合わせのパターンを検証するテストです。
    多変量テストのメリットとしては以下の2つです。

  • ■ 要素単位の最適な組み合わせを早く見つけることができる
  • ■ テスト実施による影響力が最も大きい要素を発見できる
  •  
    例えば、ウェブサイトのメインビジュアル・ボタンのデザインをそれぞれ2パターンずつ用意して多変量テストを行うと、最も最適な組み合わせを発見する個ことができます。
    ウェブサイトのメインビジュアル・画像・ボタンのデザインをそれぞれ3パターンずつ用意して多変量テストを行うと、最も最適な組み合わせを発見する個ことができます。
     
    また、同時に、テストをしてもそこまで大きな影響を与えない要素を発見することにも役立ちます。
    テストをしてもそこまで大きな影響を与えない要素を発見することにも役立ちます。
     
    ただし、注意点として、多変量テストは各要素のテストパターンが増えると組み合わせも多くなるため検証に時間がかかる傾向にあります。
    テストを実施するページのPV数が月間10万以上の場合にのみ推奨します。
     

    ABテストの成功事例

    法律事務所のウェブサイトでメインビジュアルを変更

    以下の事例は、アヴァンス法務事務所様という借金問題の解決をサポートする法律事務所のお問合せ窓口となるページでのABテストです。
    この事例では、メインビジュアルにあるキャッチコピーをユーザー目線に変更し、メリットを記載している部分の視認性を改善したことでコンバージョン率が改善した事例です。
    法律事務所のウェブサイトでメインビジュアルを変更
     

    BtoBサービスのウェブサイトでボタンを追加

    弊社が開発・運営を行うサイト解析ツール SiTest (サイテスト)のお問合せ窓口となるページでも随時ABテストを実施しています。
    もともとのページには「お問い合わせはこちら」のボタンしかなかったのですが、「無料トライアルを申込む」のボタンを追加するABテストを行ったところ、コンバージョン率が改善しました。

     

    さいごに

    本記事では、ABテストとは何かと、簡単な事例をご紹介しました。
    「集客ができない」「物が売れない」このような理由でサイトリニューアルをされる方もいらっしゃいますが、サイトリニューアルと集客・売上には全く関係がありません。
    サイトリニューアルを実施しても、その変更が改悪であれば集客は改善されません。
    このようなことを防ぐため、事前にABテストを行うことによって成果があがるのか、集客は改善されるのかを検証しておくことが、集客改善への近道です。

    国内48万サイトに導入されたウェブサイト解析改善ツール SiTest(サイテスト)

    記事内でもちらりと名前が出ましたが、弊社では解析から改善までオールインワンでできるウェブサイト解析改善ツール SiTest (サイテスト)を開発、販売しています。
    SiTest はヒートマップ解析、ABテスト、EFO(エントリーフォーム最適化)の機能をそろえており、解析から改善までのサイクルを効率よく回すことができます。

    SiTest の無料トライアルのお申し込みはこちら

    とはいえ、いきなりABテストをしようと思っても何から始めればよいかわからないと思います。
    まずは、ノウハウをためるために、外注やコンサルティングを依頼することも一つの方法です。

    弊社では、ウェブサイトの制作や解析、改善に加えて集客のための広告運用も行っております。
    不安や悩みのある方はお気軽にご相談ください。

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