人工知能がコマーシャルを作成。人間と対決した結果は?
※当該キャンペーンページ更新のため、一部追記しています(2017年3月3日)
人間と人工知能が一緒に仕事をする、それはもう遠い未来ではありません。
すでに一部のビジネスでは、人工知能の得意な分野、人間の得意な分野、それぞれの領域での長所を理解しシナジーを起こすことが求められています。
その一方で、人工知能のお手並み拝見、と言わんばかりに人間と人工知能が同じ内容で勝負を行うという取り組みがありました。
勝負の土俵はCM制作
この取り組みは、「クロレッツ」でおなじみのモンデリーズ・ジャパン株式会社によるもの。
「クロレッツ ミントタブ」シリーズ初のリニューアルを記念し、世界初の人工知能クリエイティブディレクター「AI-CD β」にWeb限定CMの制作を依頼し、人間クリエイターVS人工知能のCM制作対決を行ったのです。
クロタブ スッキリCM 国民投票 人間 VS. 人工知能|クロレッツ スッキリ総研
※上記キャンペーンページは2017年キャンペーンのため更新されています。
気になる結果は・・・当エントリの最後に。(2017年3月3日追記)
すでにルポライティング、画像生成、作曲、ショートショート執筆などでも人工知能が活用されつつありますが、まだまだトライアルといった意味合いが強く、「人間に混じってどこまでのものが作れるのか」といった評価を受けるデモンストレーションの意味合いが強く、映像制作を始めとするクリエイティブ分野で個性を発揮するのはまだまだ時間がかかるのではないか、というのが大方の見方でした。
使用された人工知能は
人工知能による映像制作といえば、以前IBMのWatsonが人工知能をテーマとしたサスペンス映画「Morgan」の予告編を編集したことで話題となりました。
これは予告映像ですのである程度絞り込まれた範囲での編集作業だったのかと考えると、今回は商品プロモーションというさらに企画性の高い制作への挑戦となります。
この企画に使用された人工知能は、国際的広告代理店、マッキャンエリクソンが開発した「AI-CD β」。
「ACC CM FESTIVAL」テレビCM部門の過去10年分の受賞作品1000点近くにわたるTVCMを構造分解し、タグ付けしたデータベースを搭載しており、制作するCMの会社名や商品名、キャンペーンの目的、訴求対象などの概要を入力するとデータベース解析を行い、テーマに応じた最適なCMコンセプトを提案できるとのこと。
実際に制作されたコマーシャル映像は
人間クリエイターの作品
クロレッツミントタブCM「青空」篇 |クロタブ スッキリCM国民投票 人間vs人工知能(Youtube)
人工知能の作品
クロレッツミントタブCM「都会」篇 |クロタブ スッキリCM国民投票 人間vs人工知能(Youtube)
すでに上記のキャンペーンサイトでは投票の結果も発表されており、人間VS人工知能の勝負の結果は明らかになっています。
実際に見比べてみて、みなさんはどちらを支持しますか?
※CM対決の結果は、人間クリエイター得票率54%、人工知能クリエイター得票率46%という結果に。
「AI-CDβ」は人間に肉薄したものの惜敗しました。(2017年3月3日追記)
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