ECユーザーにとってカートはブックマーク代わり?かご落ちしたユーザーを呼び戻そう
スマホユーザーが増え、瞬く間にECサイトを利用するユーザーが増えました。
今回は、ECサイトユーザーのアンケート調査から、カート離脱する理由や、離脱した後のアクションなどを見ていきます。
株式会社ジャストシステムが運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」。
「ECでの上手な買い方調査」では、ECサイトを利用する20〜50代の男女がECサイトの利用方法についてアンケートに答えています。
気になった商品を後から探しやすくするために工夫している事はありますか?という問いに、
「お気に入りに登録する」、「欲しいものを保存出来るリストに登録する」といったサイト内の機能に次いで、
「ショッピングカートに入れておく」と答えた人が30%もいるということが判明しました。
お気に入り登録機能がついていないサイトや、お気に入り登録しすぎてどれを買いたいか区別するために、カートを代用していることが予想されます。
また、ECサイトで購入の取りやめや再考をする要因として最も多かった回答は「送料が高いとき」(61.2%)で、
次に多かったのが「もっと価格の安い、別のECサイトを見つけたとき」(39.8%)となりました。
この結果を見る限り、購入に至らない理由は、商品やサイトの使い勝手よりも、その商品を購入するために一番お得な方法を探している人が多いようです。
サイトの使い勝手や、取り扱う商品の豊富さを抜きにして考えると、
「カゴ落ちをさせない」というより、「カートに入れたユーザーにもう一度アイテムの存在を知らせる」いう改善案が見えてきます。
さらにアンケートを見てみましょう。
『ショッピングカートに入れておいた商品の購入にいたったきっかけ』の問いに対して
1位 自分でECサイトをチェックして (73.2%)
2位 メルマガ (51.2%)
3位 Webやアプリ上に表示される広告 (41.5%)
という結果が出ています。
ただ閲覧しただけのユーザーとは違い、一度購入を考えてカートに入れたユーザーには、メールでアプローチをするのが効果的だということが分かりました。
ゴール手前まで来ているユーザーを呼び込むために、やみくもにアプローチしてはいけません。
送る時期や時間を考慮することが大切です。
例えば、月初や月末・15日・華の金曜日など、給与支払いのサイクルに合わせた通知やキャンペーンは、他の日に送るメールよりもパフォーマンスが高いと言われています。
カートへ商品を入れたままサイトを離れた消費者へのメールは、割引を提供しなくても5%の増収効果があるという結果も発表されています。
最近は、スピード配送等の実施により物流業界の負担が大きくなっている事を考えると、今後、配送料の値上げはもしかしたら起こるかもしれません。
そういった状況になっても、ユーザーが離れないような工夫をしていきたいものです。
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