コンテンツマーケティングってなに?実践の流れについて
「コンテンツマーケティング」という言葉をよく聞くけど、なんとなくのイメージで理解していませんか?
コンテンツマーケティングをするぞ!といっても、どこから手をつければ良いのかちょっと不安な方に向けて、今回はコンテンツマーケティングについて整理していくとともに、その実践の流れについてご紹介したいと思います。
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングは、既存客や見込みユーザーに対して有益なコンテンツを提供することにより、自社サービスや企業の認知拡大、理解促進などを行い、最終的に売上の向上をはかる一連のマーケティング手法のことです。
Googleトレンドで検索してみると、2013年頃からぐんと伸びていることが分かります。
背景として考えられるのは、技術がコンテンツ配信方法を多様化させ、生活者はいつでも好きなときにコンテンツを見ることができるようになったことと、広告クリエイティブから自分が求めている有益なコンテンツをユーザーが探すようになっていることがあげられます。
コンテンツマーケティングは相手にとって役立つ情報を提供できているかがポイント
一口にコンテンツと言っても、コンテンツマーケティングを成功させるためには、どんなコンテンツを提供し、集客するのか? ということを考えてコンテンツを作らなければいけません。
そして一番重要なのが、ユーザーにとって、適切で価値があることです。
コンテンツマーケティング 「コンテンツ」の種類
コンテンツとはテキストベースのブログ記事や動画といったオンラインベースのものはもちろんのこと、オフラインのセミナーや説明会にいたるまで様々なものを対象としています。
この際に役立つのが Smart Insights 社のコンテンツマトリクスです。
コンテンツの種類がたくさんある分、適切なフォーマットで配信することが重要になってきます。
1 ゴールの設定
コンテンツマーケティングには、まずゴールを設定するのが重要です。
ゴールとして以下の4つの目的をご紹介します。
➤ブランド認知
企業名や商品、サービスの認知がゴール
➤ファン構築
口コミなどで拡散してもらうなど、ウェブサイトのファンになってもらうことがゴール
➤カスタマーエデュケーション
購入前の比較検討時間が長い商品サービスについて正しい知識をユーザーにもってもらうのがゴール
➤カスタマーエンゲージメント
メルマガやFacebookページなどで見込み客と関わることで購買意欲を高めるのがゴール
2 ペルソナ設定
ターゲットとなる見込客のことを理解して、どんな人物なのか?(価値観や生活なども含めて)を明確に定義する。これをペルソナ設定といいます。
3 カスタマージャーニー
カスタマージャーニーマップとは見込み客が必要としている情報をどの媒体やフォーマットを使いどのような順序で伝達したらよいかを整理しながらマッピングしたものです。ペルソナ設定と合わせてカスタマージャーニーマップを作成することで、ペルソナの動きが可視化されて、戦略が立てやすくなります。
下記の記事では、カスタマージャーニーについてさらに詳しく説明していますのであわせてお読みください。
カスタマージャーニーでユーザーエクスペリエンスを高める
4 コンテンツマップの作成
どのようなコンテンツをどの媒体で発信していくか戦略を立てます。
さきほどのコンテンツマトリクスを参考に、コンテンツの役割に合った媒体に適切なフォーマットで配信していく際にこのマップが役立ちます。
5 CTAの設定
CTA とは Call To Action の略で、サイト訪問者に具体的行動を促すものです。
引き寄せた見込客を獲得するために、メルマガ登録してもらうための LP があると良いかもしれません。
6 KPI KGI
CTA にひきつづき、目標とする成果を具体的な数値をもって目標立てる必要があります。
7 検証
これらをふまえて、計画通りの成果が得られているか検証し、さらに改善を繰り返してブラッシュアップしていきます。
コンテンツマーケティングで気を付けたいこと
コンテンツを追加するとなると、「自社の商品をアピールできるコンテンツを作ろう!」と一方的にアピールするのはコンテンツマーケティングとは言えません。
商品のことを知らない人を Web サイトへ呼びこみファン化するためには、以下を気を付けましょう。
・ユーザーが検索しそうなキーワードを含んだコンテンツを提供できているか
・コンテンツがターゲットユーザーの悩みや疑問を解決するのに十分な内容か
・継続的にコンテンツ情報を更新しているか
ターゲットユーザーを「Web サイトのファン」にするためには、継続的に更新することが重要です。
3カ月や半年などの短期間だけ実施し、ウェブサイトなどのコンテンツ更新頻度が急激に下がると、Google の評価が下がる恐れがあります。Google の評価が下がれば検索順位が下がり、サイトはユーザーの目に届かなくなってしまいます。
つかんだユーザーを放さないためにも継続的な更新をしていきましょう。
さいごに
今回はコンテンツマーケティングとはなにか、その実践のおおまかな流れをご紹介いたしました。
実際のところ、コンテンツマーケティングを一から全てひとりで設定して効果を検証するのはとてもパワーがかかります。対応しきれない部分をプロに手伝ってもらい、一緒にサイトを運用していくのもひとつの手段ではないでしょうか。
どこが課題なのかよくわからない、うちの場合はどこから手をつけていいのか知りたいなど、サイト改善についてご不明な点がございましたらいつでもお問い合わせください!
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