【動画解説付き】PEST分析とは何か?書籍では語られないリアルな活用法!
皆様はPEST(ペスト)分析を知っていますか?
PEST(ペスト)分析とはマクロ環境の分析をおこなうマーケティングフレームワークです。
有名なフレームワークなため、名前を知っている方は多いと思いますが実際にうまく活用できている方は少ないのではないでしょうか?
今回の第3回では知識ばっかり詰め込んでもそればかり頼ると逆にうまくいかなくなってしまうという当社代表取締役CEO 金島の実体験を元にPEST分析の実際の使い方を事例を交えながら解説しています。
公式 YouTube チャンネル「SiTest TV」にて「【MBA基礎】すぐに使えるPEST分析篇~MBAマーケティングバカに気をつけろ?(3/6)」について解説しておりますのでこちらもぜひご覧ください。
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目次
・PEST分析とは
・PEST分析の必要性
・分析方法
・まとめ
・最後に
PEST分析とは経営学者でマーケティングの第一人者である、ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクールの教授、フィリップ・コトラー氏が提唱したことで注目されたフレームワークです。
多くのフレームワークの中でも早い段階で行うことが望ましい手法で自社を取り巻くマクロの環境要因に注目し、事業の戦略立案をする際に活用されます。また、事業における機会や課題を探るためのフレームワークである3C分析やSWOT分析などとも連携して活用されることが多いです。
4つの要素の頭文字をつなげてPEST(ペスト)分析と呼ばれています。
・Politics(政治的要因)
法律や条例や規制など政治行政のルールに関すること
・Economy(経済的要因)
市場環境、経済成長や景気、物価、為替などの経済の動向に関すること
・Society(社会的要因)
人口動態やライフスタイル、インフラなど需要の変化に関すること
・Technology(技術的要因)
生産技術や開発技術、マーケティング技術などに関すること
《関連動画はこちら》
【MBAマーケティング基礎】3C分析と5F分析とは?具体的な使い方解説(4/6)
【マーケ社長直伝】2分でわかる!SWOT分析/クロスSWOT(5/6)
自社の事業の成否は常に世の中の状態や変化、つまりマクロの環境に大きく依存をしています。そのため、マクロ環境を広く深く分析することで他社がまだ気付いていないうちに市場に潜んだチャンスやリスクを発見して経営判断をくだすことが可能になります。
しかし、予測や判断をするうえで漠然と情報を収集してみても整理や分析が追いつかず、非効率になってしまいます。また、人によって見る角度が違って議論がかみ合わなくなることもあります。
その際にPEST分析を使えば情報収集や情報整理で終わるだけではなく、さまざまな思考を巡らせ機会や課題の仮説を立てるところまでたどり着くことができます。是非、PEST分析を有効的に活用して事業拡大や戦略立案を行っていきましょう。
《関連動画はこちら》
【基礎を学ぶ】マーケティングとは? 起業や副業する前に必見(1/6)(4/6)
PEST分析ではPESTの各項目ごとに市場の動向を分析します。4つの項目を分析する時にどのような視点で情報を収集し、どのような視点で分析するのかが重要となります。
また、個々のPEST分析項目に加えて、「政治」「経済」「社会」「技術」のPEST分析の4項目の関連性を見るとでマクロ環境の全体構造が分かりやすくなります。
それでは実際にPEST分析を行っていきましょう。
Political(政治的要因)
政治的要因は法律や条例、規制緩和や税制の変化など強制力を伴う行政の動向やそれにつながる政治的な動きなどの全てが調査対象となります。
企業はそれらの動向を常に注視して動きがあった時に自社にどのような影響が生じるのか、事前にシミュレーションしておくことが重要です。
もし、規制緩和になるかもしれないという情報を早めに仕入れることができればそのビジネスを早めに仕込むことができます。
・法律、制度の規制/緩和
・政治、政権交代
・政治団体、デモ
・税制、増税・減税
・外交
Economical(経済的要因)
経済的要因は景気の状態や成長率、物価や為替の変化など経済に関する環境変化が調査対象となります。
企業の事業内容によっては国内にとどまらず、各国の成長率や金利の変化なども追いかけていく必要があります。また、表面的な数字だけではなく、より踏み込んだ視点で観測し、そこから数字を拾っていくことが重要です。例えば、現在だと「経済環境が新型コロナウイルスによってどのように変化しているのか?」を調べるなどは重要です。
基本的に自分が行っているビジネスに関連する地域やその関連内容については最低限、調べておきましょう。
・景気動向
・物価
・政治団体、デモ
・消費動向
・経済成長率
・為替
・株価
・金利
・原油価格
Social(社会的要因)
社会的要因は企業や消費者を取り巻く社会全般を指し、流行や風俗、ライフスタイルなどが調査対象となります。これらは法律や数字などで具体的に把握ができる政治要因や経済要因とは異なり、対象が漠然としており、極めて広範囲にわたります。
ただ、あくまで追いかけべきなのは「変化」です。やみくもに無数のターゲットの現状を分析するといくら時間があっても足りません。そのため、変化のないものは気ににせず、動きのあるものだけに注目してその対象を分析することが重要です。また、当社代表取締役CEO 金島が動画で解説していますが社会性や人口動態、ライフスタイルだけでなく、特に宗教を理解することは重要です。
・人口動態・密度・構成
・世帯
・老齢人口・少子化
・流行・世論
・宗教・教育・言語
・治安
Technological(技術的要因)
技術的要因は技術の進歩や革新によりそれまで通用していた競争力が失われたり、技術自身が新しい市場を創り出したりするなどの技術がもたらす環境変化が調査対象となります。
最新技術を自社でどう取り込んでいくのか、その場合どんな影響があるのかなどを調査分析して戦略に組み込んでいくことが重要です。
・インフラ
・イノベーション
・新技術
・IT活用
・特許
マクロ経済を考えるときはPEST分析を活用して徹底的に自社や外部要因について分析し、外部環境を細分化していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
是非、詳細内容は動画で確認してみてください!
《動画はこちら》
【MBA基礎】すぐに使えるPEST分析篇~MBAマーケティングバカに気をつけろ?(3/6)
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