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【Web担当者必見】 Google アナリティクスで確認!「direct/none」とは?

皆様は Google アナリティクスで「direct/none」という表記を見たことはありませんか?

Google アナリティクスは無料で高機能なツールですがそこで表記される用語の理解が難しいことも多いです。今回はその用語の中でも初心者がつまづきやすい「direct/none」について基本から対策まで詳しくご紹介していきます。

当社では現役Webマーケターが初心者向けに Google アナリティクスの始め方や実際の使い方について事例を交えながらご紹介しています。

公式 YouTube チャンネル「SiTest TV」にて「【初心者向け】 Google アナリティクスをはじめよう ~アカウント開設から計測開始まで~」についてご紹介しておりますのでこちらもぜひご覧ください。

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目次

「direct/none」とは

「direct/none」とは参照元情報を持たないセッションを示す参照元/メディアのことです。つまり、参照元情報を持たないとは参照元のページがない、もしくは不明であることを指します。一般的にはダイレクトトラフィック、あるいはノーリファラーとよく呼ばれています。

【例:参照元のページがないもの】
具体的には以下のような訪問は参照元のページがないとして分類されます。

・URLを直接入力してサイトに訪問した
・URLサジェスト機能から既に訪問したことのあるサイトに誘導された
・ブラウザのお気に入りやブックマークから訪問した
・TwitterやLINEなどのアプリから訪問した
・デスクトップ上のショートカットをクリックして訪問した
・ExcelやWord、PDFなどのファイルに記載されたリンクをクリックして訪問した
・メールに記載されたリンクをクリックして訪問した
・QRコードを読み取ってリンクから訪問した
・httpsで始まるページからhttpページへ訪問した
・参照元が引き継がれないリダイレクトにより流入した
・ブラウザの設定やプロキシサーバーなどで参照元の情報が削除された など

近年、スマートフォンの普及とセキュリティ強化のSSL化などが原因で「direct/none」は増加傾向にあります。

スマートフォンのアプリやQRコード、サジェストURLからの流入は参照元がわからなくなったり、機種によってはそもそも参照元を送信しない場合があります。また、直近でセキュリティ面も気にされるようになってSSLなどの暗号化通信が一般的になってきました。

「direct/none」を確認方法

「direct/none」が多くなると、参照元別の正確な数値が分からなくなり、適切なマーケティング戦略が考えづらくなります。そのような事態に陥らないためにも「direct/none」の状態は確認していきましょう。

まずは Google アナリティクスで「direct/none」を確認する方法をご紹介します。
Google アナリティクスで「direct/none」のデータを確認する手順は以下のとおりです。
【集客】⇒【すべてのトラフィック】⇒【参照元/メディア】

例: Google の検索結果からの流入なら「google / organic」、フェイスブック広告なら「facebook / cpm」といったように分類されます。

 

もし、「direct/none」の数値が多すぎる場合はチャネルでDirectという項目をクリックして詳細な情報も確認してみましょう。

チャネルというのは検索流入や他のWEBサイト、ソーシャルメディアといったサイトへのアクセスの種類のことを指します。チャネルごとの集客力やユーザーの行動、コンバージョンの把握をすることでサイトやブログを確認して改善に役立てることができます。

Google アナリティクスでチャネルごとのデータを確認する手順は以下のとおりです。
【集客】⇒【すべてのトラフィック】⇒【チャネル】

Directで流入があるページの一覧が表示され、どのようなページがアクセスを集めているかを確認できます。アクセスを集めているページはブックマークやお気に入りにされている可能性が高く、ユーザーが求めているページである可能性が高いです。つまり、どのようなページがユーザーに求められているのかが把握でき、ブログやサイトの改善に役立てることができます。

《関連記事はこちら》
Google アナリティクスとは?使い方や見るべき9つのレポートを解説

「direct/none」への対策

それではブログやサイトの改善に役立てるために「direct/none」への対策を行って参照元情報を把握できるようにしていきましょう。

もし、 Google アナリティクスで「direct/none」が異常に多い場合には以下の対応でより正確な参照データが閲覧できる可能性があります。

■設定の確認

Google アナリティクスやサイトの不適切な設定・設計によって参照元情報が正しく取れていないことがあります。まずは以下を参考に設定の確認をしていきましょう。

【設定の確認をすべき項目】

・トラッキングコードの設置漏れ
・クロスドメイントラッキングの設定
・リダイレクト処理の設定
・サイトのSSL化
・リファラースパムへの対応 など

 

■パラメータの設定

Google アナリティクスやサイトの設定・設計の確認を行っても「direct/none」が表示される場合があります。その場合はリンクURLにパラメータを追加することにより参照元情報を確認できるようになります。

パラメータとはURLに付与することで Google アナリティクスに参照元情報を与えることができるものです。皆様の中にもメルマガ記載のアドレスやSNSの投稿記事で以下のような長いURLを見たことがある方は多いのではないでしょうか?

例:https://?utm_source=line&utm_medium=social&utm_campaign=202105_session_up

 

この末尾についている長いパラメータは参照元などのアクセス状況を Google アナリティクスに送信する役割があります。パラメータがあるだけでユーザーがサイト内のどんなものに興味を持っているかが分かるため、次にどんな商品やサービスを展開するべきか、どんなキャンペーンを打ち出すべきかなど広告に限らず、次にどうするべきか?という企画や運営自体の方針を決める判断材料になります。

以下のような取り組みをしている場合はパラメータの設定を必須で行っていただいたほうがいいでしょう。

【パラメータの設定をすべき取り組み】

・メルマガ
・ Yahoo! プロモーション広告
・ディスプレイ広告
・アフィリエイト広告
・ソーシャルメディア広告
・アプリ
・QRコードを掲載した紙媒体
・他社や広告媒体へのメルマガ出稿 など

 
パラメータには基本的に5種類があり、それぞれ役割が異なります。

まとめ

今回は Google アナリティクスでの「direct/none」の意味や注意点、対策方法についてご紹介しました。

ウェブ集客やマーケティングには広告やメルマガ等コストも工数もかかるため、正確な計測をおこなっていく必要があります。しかし実際には Google アナリティクスやサイトの不適切な設定・設計によって集客情報が正しく取れていないケースがよくあります。

まずは Google アナリティクスで「direct/none」の確認をしていきましょう。もし、「direct/none」が発生する場合は基本的な Google アナリティクスやサイトの設定やパラメータの設定を行って参照元を正しく計測できるようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。もし、 Google アナリティクスを確認しようと考えた方は Google アナリティクスを活用するために重要なマインドについて解説しているので是非、あわせて動画でご覧ください!

《動画はこちら》
【プロが徹底解説】9割は時間の無駄! Google アナリティクスを活用するときのマインド

最後に

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