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Googleアナリティクスの平均滞在時間とは?定義やレポートの見方、分析方法について解説

滞在時間は、ブログやメディアを運営している方にとっては、ユーザーのエンゲージメントを測る指標として重要なKPIとなります。
また、滞在時間はページがどれくらい読まれているかといった指標にも活用できます。

本記事では、Google アナリティクスにおける平均滞在時間の定義やレポートの見方、分析の方法を解説します。

目次

・Google アナリティクス の「平均滞在時間」とは
 - 平均セッション時間
 - 平均ページ滞在時間
 - 【注意】Google アナリティクスにおける平均滞在時間の定義
・平均滞在時間からユーザー行動を分析する
 - コンバージョンユーザーとそれ以外で比較する
 ‐ ページ/セッションの指標と合わせて確認する
・さいごに

Google アナリティクス の「平均滞在時間」とは

Google アナリティクスの「平均滞在時間」とは、レポートにおける指標のひとつです。
ただし、平均滞在時間には2種類あります。

■ 平均セッション時間
■ 平均ページ滞在時間

 

これらは、定義はもちろん、指標を確認できるレポートも違います。
それぞれ、順に解説していきます。

平均セッション時間

平均セッション時間とは、ウェブサイトにアクセスしてから、そのウェブサイトから離れるまでのセッションにおける滞在時間の平均値を示します。

例えば、以下のような2回のセッションがあったとします。

・Aさんの訪問(セッション1):4ページ閲覧し、一番最後のページを見るまで10分
・Bさんの訪問(セッション2):4ページ閲覧し、一番最後のページを見るまで2分

 

このとき、閲覧を開始してから一番最後のページを見るまでの時間の合計は12分、セッション回数は2回なので、平均セッション時間は6分となります。

レポートの見方

Google アナリティクスにおいて、平均セッション時間は「ユーザーレポート」や「集客レポート」で確認することができます。

例えば、[ ユーザー > 概要 ] では、もっとも純粋な平均セッション時間を確認することができます。

また、[ 集客 > すべてのトラフィック > チャネル ] のレポートでも平均セッション時間の数値が確認できます。
このレポートからは、チャネルごとの平均セッション時間が見られるため、各チャネルにおける滞在時間から、ユーザーのエンゲージメントを推測できます。

平均ページ滞在時間

平均ページ滞在時間とは、ある特定のページに注目した滞在時間の平均値で、特定のページの閲覧を開始してから、別のページに遷移するまでの時間の平均をとったものです。

例えば、以下のような2回のセッションがあった場合の、「ページA」の平均滞在時間を考えてみます。

・セッション1回目(Aさんの訪問):4ページ閲覧したうちページAを2回閲覧。それぞれの閲覧時間は1分、30秒だった。
・セッション2回目(Bさんの訪問):2ページ閲覧したうちページAを1回閲覧。閲覧時間は30秒だった。

この時、ページAにおける閲覧時間の合計は120秒、閲覧回数(=ページビュー数)は3回となるため、ページAの平均ページ滞在時間は40秒となります。

レポートの見方

Google アナリティクスにおいて、平均ページ滞在時間は主に「行動」レポートで確認できます。
[ 行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ ] では、各ページの平均ページ滞在時間を確認できます。

【注意】Google アナリティクスにおける平均滞在時間の定義

ここまで、2種類の平均滞在時間について解説しましたが、Google アナリティクスにおける平均滞在時間の定義はすこし特殊なので注意が必要です。
滞在時間の計算式は以下の通りです。

滞在時間=最後にエンゲージメントヒットが発生した時刻 - ウェブサイト、またはページを閲覧開始した時刻

※ エンゲージメントヒットとは、簡単に説明するとページの閲覧開始やイベントに設定したアクション(動画の再生、ボタンのクリックなど)のことです

 

例えば、この定義によって、以下のようなことが発生します。

■ 1ページしか閲覧しておらず、イベントも発生しなかった場合、セッション時間・ページ滞在時間がともに0秒になる。
■ 離脱する直前のページでエンゲージメントヒットが発生しなかった場合、セッション時間の計算に最後のページ閲覧時間が含まれない。

 

とくに、広告に使用するような1枚物のランディングページを分析する場合は注意が必要です。

直帰されると滞在時間がどんなに長くても、イベントが発生していなければ0秒として扱われるため、Google アナリティクス上では平均ページ滞在時間が0秒に近い数値になる傾向があります。

対策としては、何かイベントを発生させるか、ヒートマップツールなどの外部ツールによって滞在時間を検証するなどがあります。

※ 「最終のページがカウントされない」という解説記事も多いですが、Googleヘルプに記載のあるように、厳密には冒頭で記載したようにエンゲージメントヒットが発生したかどうかという基準なので、こちらもご注意ください。

 

参考:平均セッション継続時間 – アナリティクス ヘルプ

平均滞在時間からユーザー行動を分析する

平均滞在時間に限らず、指標の数値から何かを考えるときは、その数値だけを見ると判断を誤ります。
今回の場合であれば、平均滞在時間が長い=良い、短い=悪い、と判断するのは早計です。

コンバージョンユーザーとそれ以外で比較する

どんな指標でもコンバージョンユーザーとそれ以外のセグメントで比較することは鉄板の手法です。

重要なKPIはコンバージョンです。
そのコンバージョンが達成されたセッションでの平均滞在時間が、ひとつの基準になります。

コンバージョンユーザーのほうが平均セッション時間が長かった場合

商材にもよりますが、ウェブサイト上で情報収集を行った上でコンバージョンに至っていると考えられます。
このような場合には、コンバージョンに至らなかったユーザーがどこで離脱しているのかを調査し、導線設計やコンテンツの改善が必要です。

コンバージョンユーザーのほうが平均セッション時間が短かった場合

比較検討期間が長い高価な商品やBtoB商材などはこの傾向で、初回訪問ではコンバージョンせず2回目のセッションでは即アクションして滞在時間が短い、ということがあります。
あるいは、導線などの設計不備や見たい情報にたどりつけないなどの理由で、コンバージョンに至っていないユーザーが迷っている可能性もあります。

このような場合、コンバージョンしていないユーザーがどこに注目しているのかを調査して、関連コンテンツを増やしたり、どこかで滞留していないかなどの深堀が必要です。

ページ/セッションの指標と合わせて確認する

単純に考えれば、ページ閲覧数が増えると滞在時間は伸びます。
一方で、そのようになっていない可能性も十分にあります。

上記で解説した、コンバージョンユーザーに絞ったセグメント比較や、その他チャネル別の比較などでも、滞在時間だけの比較ではなく、関連するページ/セッションの指標も合わせてみることで、新しい発見が見えてくるはずです。

さいごに

今回は、Google アナリティクスの平均滞在時間について、レポートでの確認方法や定義、その注意点などについて解説しました。

平均滞在時間はユーザーのエンゲージメントを測るひとつの指標として重要である一方で、Googleアナリティクスの定義は特殊であるため、単純な判断は難しく、深い分析が必要になってきます。

Google アナリティクスで平均滞在時間を見る際は、セグメントなどを活用しつつ参考数値として考えるのが良さそうです。

Google アナリティクスの平均滞在時間だけでは具体的な施策は作れない

記事中でも記載の通り、Google アナリティクスの平均滞在時間は定義が特殊であり、正確な数値とは言えません。
これに加えて、Google アナリティクスは具体的な施策に落とし込むことには向いていません。

例えば「ページAの平均ページ滞在時間が相対的に長い」という事実が得られたとします。
では、実際にそのページの中で、どこが注目されているのでしょうか?
全体的に注目されているのか、局所的に滞在時間が長いのか。
こういったことは Google アナリティクスからは分析することができません。
ヒートマップ解析ツールなど、別のアクセス解析ツールに頼らざるをえません。

当社では、ヒートマップ解析・ABテスト・EFO機能をすべて搭載したウェブサイト解析・改善ツール SiTest(サイテスト)を開発、提供しております。

無料のヒートマップ解析ツールでは見ることが難しい、コンバージョンユーザーのセグメントやチャネル別のセグメントでヒートマップを比較することができ、ページ内のどこがコンバージョンに寄与しているかが誰でも簡単に分かります。

平均ページ滞在時間に関しても、Googleアナリティクスとは定義が異なり、純粋なページの滞在時間を計測することができます。

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