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Yahoo!スポンサードサーチの「アドバンスドURLシステム」でパラメータ管理が簡単に!

Google AnalyticsでYahoo!スポンサードサーチからの流入を正しく計測するには?
上記のエントリではカスタムパラメータのそれぞれの意味と、トラッキングURLの概要についてお伝えしました。

Google AdWordsではあまり意識する必要のないパラメータ付与ですが、Yahoo!プロモーション広告で設定を怠ることは、すなわち「データの取りこぼし」を意味します。

しかしながら、検証軸を多く設定しようとするとそれぞれの広告に対してトラッキング用のリンク先URLが必要で、ほとんどの広告主様が設定しているのはsource、medium、campaign程度にとどまっているのではないでしょうか。
今回のアドバンスドURLに移行するメリットとして、パラメータ設定が容易に設定できるように改善されていますので、より詳細なデータ取得のためにもすみやかに移行してしまいましょう。
(他にもリダイレクト型解析ツールに対しての対策でもありますので、そういったツールを使用されている方も移行を急ぎましょう)

アドバンスドURL移行の目的

目的
1.広告市場の健全性の向上
ユーザーに誤解を与えるような広告を減らし、ユーザーがより安心して情報を受け取れる環境を提供します。

2.広告主様の運用工数削減による効率的な広告管理
リンク先情報やトラッキング情報を分割管理できるようになり、広告主様はより効率的な運用していただけるようになります。

スポンサードサーチ「アドバンスドURLシステム」移行のご案内より)

アドバンスドURLシステムへの移行の背景には、表示URLとリンク先URLが違うといった「なりすまし広告」などをなくすことでユーザーに対しての広告の健全性を向上させ、さらにリンク先URLやトラッキングのための管理用情報と広告本来の最終リンク先URLを分けて管理できるようにすることがあげられます。

分けて管理することで、従来は付与したパラメータを変更したい場合でもURLだけ編集することができないため再入稿が必要となっていましたが、アドバンスドURLでは再入稿の必要がなくなります。

入稿する項目数の変化

従来のシステムでは1つの広告に対し入稿できるURLの項目は2つ。
表示URLとリンク先URLのドメインが違っても入稿は可能でした。
リダイレクト型の解析ツールなど使用している場合、別のドメインで設定するしか方法がなかったからです。

一方アドバンスドURLシステムでは全部で5つのURLに関する項目が設定できるようになりました。
また、表示URLと最終リンク先URLのドメインは同一でなければなりません。
リダイレクト型の解析ツールを使用する場合、そのページURLはトラッキングURLに入稿することとなります。
アドバンスドURL入稿項目
出典:スポンサードサーチ「アドバンスドURLシステム」移行のご案内

階層ごとの設定が可能に

構造的にキャンペーンごと、広告グループごとの階層管理が可能になるので、トラッキングURLやパラメータの変更に対して広告の再入稿が不要になる場合があります。
※それぞれの設定は下位階層が優先されます。
アドバンスドURL入稿階層
出典:スポンサードサーチ「アドバンスドURLシステム」移行のご案内

実際の入稿画面では

実際の入稿画面では下の図のようになります。
nyuukou

赤い枠の内側、
最終リンク先URLとトラッキングURL、カスタムパラメータの設定で、動的にパラメータを付与することができるようになります。
画像は広告入稿画面ですが、設定の編集はアカウント単位から可能です。

{lpurl}パラメータを活用しよう

lpurlを使ったトラッキングURL設定

「{lpurl}」とは文字通り、ランディングページ(最終リンク先)のURLを代入するパラメータです。
任意の階層のトラッキングURLに「{lpurl}」からはじまるURLを設定することで、その階層以下の全体に同様の設定が反映されます。
※リダイレクト型計測ツールをご使用されている場合は、もちろんそのツールで使用するURLを設定しておくことになります。

例えば
https://example.com/items/11111
という商品番号11111の商品詳細ページ直接着地させる広告と
https://example.com/items/99999
という商品番号99999の詳細ページに直接着地させる広告、
https://example.com/
というトップページに着地させる広告を入稿していた場合でも、
トラッキングURLは
上位階層のトラッキングURL設定
をアカウント単位などの上位階層に設定しておくだけで済みます。

次にトラッキングパラメータを設定した下位階層でカスタムパラメータを設定すると
キャンペーン単位でのパラメータ設定
上位階層に優先するかたちで下位のパラメータが適応されることになります。
※上位階層で指定したカスタムパラメータと同名のパラメータを、その下位に設定すると上書きされます。
上記では、キャンペーン単位のパラメータ設定にcampaignAを設定しました。

更に下位の、広告グループ単位ごとに
{_adGroupName}=adGroupA
{_adGroupName}=adGroupB

を設定するなど、階層ごとの入力を行うだけでパラメータ付与がスムーズに完了します。

アドバンスドURLシステムではカスタムパラメータは任意の「名前」に対して「値」を設定することができるようになり、3つまで追加、削除をすることで容易に変更が可能です。
(source、mediumは当然固定の設定でしょうから、Google Analyticsでの計測にあたり過不足なく使用できます。)

最後に

今までの、リンク先URLにすべてを入稿するという入稿の仕方があまりに直接的すぎたため、しばらく慣れるまでは少し戸惑うかもしれません。
しかしながらパラメータを変更したいがために一から入稿・広告の審査からやり直していたことに比べると、設計した後の工数・入稿ミスの危険性が大幅に削減されることは間違いありません。
その結果、積極的なデータ取得・分析の時間に充てることができればさらに改善は進みます。
つい先延ばしにしてしまっている担当者様は、この機会にぜひ移行をおすすめします。

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