Google 検索結果のスニペット仕様変更。Search Console を活用してさらに良質なサイトへ | SiTest (サイテスト) ブログ

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Google 検索結果のスニペット仕様変更。Search Console を活用してさらに良質なサイトへ

検索エンジンによる検索結果の一部として表示される、サイトページの説明文「スニペット」。
2017年6月5日、Google 検索結果のスニペットに引用される取得元から DMOZ を廃止するという仕様変更を行ったことを Google が発表しました。

スニペットの仕様が変更され、何が変わるのか

Google 検索結果のスニペットの引用元

・ページのコンテンツ
・メタディスクリプション
・( DMOZ リスティング )

DMOZ リスティングは、「テキストコンテンツが不足」、「メタディスクリプションが無い」、「質が低く関連性が低い」といったケースが重なった場合、Google 検索結果のスニペットとして引用されやすいというものでした。しかし、今回 DMOZ が廃止されたため、今後は「ページのコンテンツ」「メタディスクリプション」の2箇所から Google 検索結果のスニペットに引用されることになります。

これにより、ページにコンテンツを追加できない場合には、適切なメタディスクリプションを提供することがより重要になりました。メタディスクリプションは、テキストコンテンツが不足したホームページの場合に、Google 検索結果のスニペットとして引用されやすくなります。
検索エンジンにうまく伝え、検索ユーザーの目に触れやすい文言を記述しながら、メタディスクリプションを書いていきましょう。

メタディスクリプションとは

メタディスクリプションとは、HTML ファイルに記述する複数あるメタタグのうちの一つです。サイトの概要を記述し、検索エンジン・ユーザーにどんなサイトかを伝える重要な役割を担っています。

Google が推奨しているメタディスクリプションの作成ポイント

・サイトのそれぞれのページにメタディスクリプションを作成する
・個々のページを正確に表す説明を記述する
・明確な情報を説明に含める
(文章形式にする必要はなく、タグで区別して記述するなど、
 関連性の高い情報をユーザーに提供する)
・プログラムで説明を作成する
・質の高い説明を使用する
(参考:https://support.google.com/webmasters/answer/35624?rd=1

関連する検索クエリからのトラフィックが増えれば、そのキーワードでの評価が高まり、上位表示されやすくなるというメリットがあります。

ユーザーの検索意図に合わせた SEO へ

SEOとは

SEO(Search Engine Optimization)とは、 検索エンジンを利用した集客・WEB プロモーションです。主に、特定のキーワードの検索結果で上位表示されることを目的に、様々な対策を実施することを指します。

サイト内で運営しているブログやお知らせなどを通して、ブランディングやファン構築をして成果に結びつけることを目的としている企業も多いはずです。やはり、そうすると SEO を無視することはできません。

まずお伝えしたいのは、ユーザーの検索意図に合わせた SEO をしていく必要があるということです。いくら良質なサイトを作成していても、ユーザーの検索意図に沿わないサイトになっていると、ページを訪れてもすぐに離脱されてしまったり、そのサイトにマッチしたユーザーを呼び込むのが難しいからです。
先ほどご説明したスニペットは、ユーザーがサイトの概要を判断するための情報源であり、メタディスクリプションに設定したテキストが表示されることになります。

検索したユーザーが求めているテキストを設定し、CTR 向上を図ることは SEO における重要な施策の一つです。メタディスクリプションをはじめ、サイトページの検索クエリも分析してサイト内のコンテンツも充実させていきましょう。

良質なサイトにしていくために必要な考え方

ユーザーからも検索エンジンからも評価される情報を継続的にアップして良質なサイトを運営する必要があります。その運営の結果として、お問い合わせの数を増加させ、CVR 向上に繋げるというのが目的になります。

近ごろ、検索エンジンのロボットが賢くなったことから、この考え方が重要になってきています。
検索エンジンは検索順位の決め方の「アルゴリズム」をいくつかのパターンに分けて、定期的にアップデートしています。アルゴリズムはホームページ内のコンテンツの中身を精査し、コンテンツのオリジナル性や有益性などを見ています。

そこでチェックしたいのは、ユーザーが欲しい情報を掲載出来ているかどうかです。仮に、SEO で上位に表示が出来ていたとしても、ユーザーが有意義だと感じる情報が掲載されていなければ、すぐに離脱され、お問い合わせの増加やCVR の向上には結びつきません。

検索エンジンに良いサイトだと認識してもらうためには、一つ一つのページの情報が適切な形で表示されている必要があります。
しっかりとユーザーが求めている内容のコンテンツが掲載されているかどうかを確認する必要があります。簡単に言えば、上位表示させるに相応しい内容がしっかりと書かれているかをチェックするということです。

さらに気をつけたいのは、ユーザーは、企業側の設定どおりに検索してくれるとは限らないということです。曖昧な検索をすることを想定して、その検索ワードをコンテンツに入れていくほうがサイト流入が増加する可能性が高まります。

<上記のチェックまとめ>
・一つ一つのページの情報が適切な形で表示されているか
・ユーザーが求めている内容が掲載されているか
・ユーザーの曖昧な検索を想定してコンテンツに追加できているか

Google Search Console を使ってユーザーがどのような検索をしているのか調べる

どのような検索をしてサイトに訪れているのか、また検索クエリの結果から似たようなニーズを持っているユーザーを把握し、サイト内の動きを確認するために、今回は Google Search Console をご紹介します。

Search Console とは

Search Console は、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスを確認、管理できる Google の無料サービスです。検索結果でのサイトのパフォーマンスを把握しておくと、検索結果の表示に関して十分な情報を得たうえでサイトにどのようなコンテンツを追加していくべきかが分かるようになるので次のアクションが起こしやすくなります。

検索アナリティクス

検索トラフィックに検索アナリティクスという項目があります。検索アナリティクスでは、以下の4つの項目のデータが分かります。
・クリック数:実際に Google 検索からあなたのウェブサイトに訪問してくれた数
・表示回数:実際にサイトが検索結果に表示された回数
・CTR:クリック率
・掲載順位:Google 検索にて、そのキーワードで検索された時の検索結果での順位

こちらの記事でも Search Console についてご紹介していますのであわせてご覧ください。
Google Search Consoleを活用して検索クエリを確認しよう!

Google Search Console 検索アナリティクスのデータ分析ポイント

検索アナリティクスから「検索クエリ」に切り替えると、サイトのコンテンツが検索結果に表示されることになったキーワードが全て分かります。
いくつかデータチェックポイントをご紹介します。

検索順位は高いが、CTR が低いページがないか

この場合は、タイトルか、ディスクリプションを見直す必要があります。
考えられる原因として、検索ユーザーが、検索結果のタイトルまたは説明文を見て、このページには求めている情報はないと判断していると考えられます。

1. そのキーワードで検索するユーザーがどんな情報を求めているか想像する
2. 実際にそのキーワードで検索して、検索上位にあるサイトのタイトル、ディスクリプションを参考にする
3. タイトル、ディスクリプションを書き換える

狙ってもいなかったキーワードで検索結果に表示されていないか

SEO の基本として、狙うキーワードはブログ記事のタイトルに入れると思いますが、もしタイトルに入れた覚えのないキーワードが検索アナリティクスに表示されている場合、競合のサイトが少なかったり、強豪のサイトがあまり力を入れていないキーワードの可能性が高いと考えられます。

1. 狙ってもいなかったキーワードを検索し、その検索結果から自分のサイトのどの記事か確かめる
2. 狙っていなかったそのキーワードをタイトルや説明文に自然な形で組み込む
3. そのキーワードで検索する人が満足するコンテンツになっているか見直し・リライト・コンテンツ追加をする

これで、さらに順位が上がるかどうか、また様子を見てみましょう。

まとめ

今回はスニペット仕様とメタディスクリプション、そして Google Search Console を使った検索キーワードの分析による SEO 対策についてお話ししました。
まずは自分のサイトを分析することで、手軽に改善することが可能です。その上で、Google Search Console だけでなく、Google Analytics やヒートマップ解析ツールなど、他のツールと組み合わせて分析する事でさらにユーザーの求めているコンテンツがなにかを知り、サイト改善につなげることができます。

SiTest は、Google Analytics、Google Search Console のデータ連携をしてそのデータをレポート化し、人工知能が改善のアドバイスをする「AI レポート」をご用意しています。
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参考資料

・Google ウェブマスター向け公式ブログ:ユーザーに役立つスニペット
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/06/better-snippets-for-your-users.html
・Search Console ヘルプ:検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する
https://support.google.com/webmasters/answer/35624?rd=1

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