SiTest の3種類のスプリットテストを徹底比較!あなたが使うべきスプリットテストを見極めよう
WEB サイトを、初めに作ったままで放置していないでしょうか?
根拠を持った WEB サイトの改善は行っているでしょうか?
弊社が提供している SiTest には、「スプリットテスト」という機能があります。
非常に便利な機能で、 WEB サイトの様々な改善案を簡単に試すことができます。
アニメーションを付けて強調したり、文言を編集したり、画像を挿入したり。。。
こうして作成した改善案を実際の WEB サイトに反映して、
アクセス数や反応を計測・分析することで、根拠を持った改善案を決定することができます!
SiTest には、状況に応じて使い分けが可能な3種類のスプリットテストがあります。
今回はこれらのスプリットテストの特徴をしっかりと理解し、
どのスプリットテストを使うべきかをしっかりと判断できるようになりましょう!
SiTest の3種類のスプリットテストの概要
スプリットテストとは、
「複数の改善案で、最も改善効果が高い案がどれか、ユーザーの動向を元に判別する機能」
です。
スプリットテスト機能に関しては、SiTest のヘルプページも是非、参考にしてください。
まずはスプリットテストの基本機能から見ていきます。
SiTest のスプリットテストの基本機能
SiTest のどの種類のテストでも、 WEB サイトの編集が可能です。
編集可能な項目は以下です。
・ html の編集
・ 属性の追加・削除
・ テキストの編集
・ クラスの追加・削除
・ CSS スタイルの編集
・ ボタンのデザインの編集
・ リンクの挿入
・ 移動・大きさの変更
・ html の挿入
・ テキストの挿入
・ 画像の挿入
・ 要素を隠す
・ アニメーションを追加
・ JavaScript の追加
かなり幅広い編集に対応していることがわかっていただけるかと思います。
その他にも、以下のような機能も共通して使用することができます。
・ テストの複製:一旦作ったテストのコピーを作成して、編集可能
・ テストレポート:テストのパターン毎に結果を表示できる
・ テスト期間の設定:テストの実行開始・終了の日付時刻の設定
3種類のスプリットテストの概要
では、 SiTest の3種類のスプリットの概要を説明します。
SiTest のスプリットテストには、以下の3種類があります。
テストの種類 | 特徴 |
---|---|
ABテスト | 3種類のテストで一番基本のテスト |
多変量テスト | AB テストにセクションが加わったテスト |
フレキシブル LP テスト | テスト実行対象のユーザーを限定できる |
各スプリットテストで、できることできないこと、得意不得意が異なります。
以降では、1つずつスプリットテストの特徴を見ていきましょう!
1. AB テスト
まずは一番基本となる AB テストについて説明していきます。
上図が、 AB テストの概念になります。
パターン
AB テストでは、改善案1つに付き1つのパターンを使用します。
AB テストと言っていますが、 A と B 以外にも2つ以上のパターンを作成できます。
テストの実行条件
テスト実行条件とは、 AB テストを実行する条件を設定できる機能です。
例えば、以下のような場合に実行条件が使用できます。
・ 新規訪問者にだけテストを実行したい
・ スマホユーザーにだけ、テストを実行したい
訪問者の割り当て
「訪問者の割り当て」設定で、各パターンを表示する割合も設定することができます。
例えば、以下の様なイメージです。
・ オリジナルパターン:10%
・ A パターン:60%
・ B パターン:30%
※オリジナルパターンとは、テスト編集を行っていない状態
2. 多変量テスト
次は、多変量テストについて説明します。
「多変量テスト」は、 AB テストに「セクション」が追加されたテストです。
セクション
セクションとは、 WEB サイトを一部分だけ切り取った範囲のことです。
1つの WEB サイトを、複数のセクションで構成されていると考えて、
各セクション毎に、テストのパターンを設定できます。
AB テストとは異なり、セクション毎に、訪問者の割り当て機能が使えます。
メリット・デメリット
多変量テストでは、テストのパターン数が増えやすい構成になります。
というのは、 AB テストでは、
実行されるテストの数 = テストのパターン数
でした。
しかし、多変量テストでは、
実行されるテストの数 = セクション1のパターン数 × セクション2のパターン数
というように、セクション毎のパターン数の掛け算になります。
その為、十分なアクセス数が無いと、改善案が妥当かどうかの判断が難しいというデメリットがあります。
しかし、パターンを増やして実行した場合は、 AB テストよりも楽にパターン数を増やすことがメリットです。
3. フレキシブル LP テスト
フレキシブル LP テストの概念図を見てみましょう。
パターン毎のテストの実行条件
フレキシブル LP テストでは、パターン毎に「テストの実行条件」を設定できます。
「訪問者の割り当て」はなく、「テストの実行条件」が満たされた時に、100%そのパターンを実行します。
条件には優先度が設定でき、優先順位が高い方から順に判定されます。
つまり、フレキシブル LP テストは
「実行条件に合致した場合、100%実行させたいパターンがある場合」
に適したテストです。
例えば、
・ 大阪の訪問者の場合、特定の画像を入れたい
・ スマホからの訪問の場合、アニメーションを設定したい
まとめ
各テストの特徴をまとめてみました。
テストの種類 | 使う場面 |
---|---|
ABテスト | 実行したいパターン数が比較的少ない |
多変量テスト | テストしたいパターンが多くて、アクセス数がある程度多い |
フレキシブル LP テスト | 実行条件を満たした場合に、100%実行したいパターンがある |
最後に
弊社の SiTest というツールのスプリットテスト機能について、説明しました。
関連する記事としては、
ABテストの終わりを見極める!統計的有意差と仮説検定入門
の記事も御覧ください。
お問合わせは、こちらまでお気軽にどうぞ。
これからも SiTest を宜しくお願い致します。
-
お問い合わせ
SiTest の導入検討や
他社ツールとの違い・比較について
弊社のプロフェッショナルが
喜んでサポートいたします。 -
コンサルティング
ヒートマップの活用、ABテストの実施や
フォームの改善でお困りの方は、
弊社のプロフェッショナルが
コンサルティングいたします。
今すぐお気軽にご相談ください。
今すぐお気軽に
ご相談ください。
(平日 10:00~19:00)
今すぐお気軽に
ご相談ください。
0120-315-465
(平日 10:00~19:00)
グラッドキューブは
「ISMS認証」を取得しています。
認証範囲:
インターネットマーケティング支援事業、インターネットASPサービスの提供、コンテンツメディア事業
「ISMS認証」とは、財団法人・日本情報処理開発協会が定めた企業の情報情報セキュリティマネジメントシステムの評価制度です。