健康器具EC様｜ショッピングカートのABテストでフォーム入力完了率8.2％改善 ｜ SiTest (サイテスト) ブログ

導入事例：健康器具EC 様

健康器具をウェブで販売されていらっしゃる斎藤様（仮名）から数年間リスティング広告を運用して販売、年々競合も増えてクリック単価が高騰してCPA悪化してきてどうにもならない・・・、なんとかできないか？というご相談をいただきました。
リスティング広告（検索）を中心に、リターゲティング広告を実施されてきましたが広告側の改善はもう見込めないほどキーワードの精査・広告文のABテストなど最適化がされており、訴求ごとにランディングページをわけて1商材で10種類のランディングページを用意して着地させるほどでした。

斎藤様はECサイトの運用を担当されていらっしゃる中でランディングページをご自身で作り、常にABテストしながら改善をされてきていました。その為、ランディングページの完成度は非常に高く我々もなかなかランディングページの改善によってCVRを改善する道筋がみえない状況でした。

ウェブサイトにおいて、改善のインパクトが一番出やすいフォームに着目して状況分析を実施してみると…

ありました、カート離脱です。
お客様情報から配送先情報までの遷移で約３３％離脱してしまっています。

ショッピングカートはASPのものを利用してらっしゃったため、斎藤様としては「ショッピングカートシステムを改善する」という意識はもっていらっしゃいませんでした。
実は SiTest のABテスト機能を活用することで、ASPでもタグを設置することができればレイアウトを変更したテストが可能です！

SiTest を導入させていただき、早速スマートフォンの入力フォームのABテストを実施しました。
ウェブサイト側で必要な準備は、1行のトラッキングコードを埋め込むだけでOKです。

あとは SiTest の管理画面で、ABテストのパターン編集を実施していきます。

フォームシステムに必要な項目を変更したり削除したりすると不具合を起こしてしまいますが、見た目だけの調整でしたら問題なくABテストすることができます。

今回は実施した施策の一部をご紹介します。

ボタンの大きさでABテスト

入力フォームの高さのABテスト

入力フォームの枠でABテスト

ボタンの色でABテスト

このような見た目を変更するABテストが、
SiTest のテスト編集画面で簡単に実施することができます。

結果、フォームの離脱が約８.２％改善しました！

見過ごされがちだったり、諦めていらっしゃるかたも多いASPのフォームも
サイトにタグをいれるだけでABテストできますので、お気軽にご相談ください！