オーガニック検索とは?基本解説からサイトの流入について学ぶ
ウェブマーケティングを行う上で、「オーガニック検索」を理解することは重要です。
理解し、対策を行うことで自社ウェブサイトへの流入数を増やせます。
本記事では、「オーガニック検索」の基礎的な知識について解説いたします。
目次
オーガニック検索・自然検索とは?
オーガニック検索とは、 Google や Yahoo! などの検索エンジン上で、広告枠の下に表示される検索結果を指します。
上記の青枠の部分がオーガニック検索欄です。
また、「自然検索」とも呼ばれます。
オーガニック検索 流入増加のメリット
オーガニック検索で上位表示ができれば、ウェブサイトの流入数増加につながります。
FirstPageSage の調査によると、自然検索内で1番上に表示されるウェブサイトのクリック率は平均で39.8%という結果が出ています。
広告よりもクリック率が高いため、オーガニック検索で上位表示を目指すこともウェブマーケティングにおいては重要と考えられます。
2024 年のランキング順位別の Google クリックスルー率 (CTR) https://firstpagesage.com/reports/google-click-through-rates-ctrs-by-ranking-position/
また、上位表示により会社の知名度が広がりブランディングにつながることや、コストがかからず安定した流入が得られることからも、重要性が高いと言えます。
リスティング広告との違い
前述した通り、オーガニック検索はリスティング広告の下に表示されますが、両者にはそれぞれ特徴があります。
その違いは大きく分けて2点です。
費用面
リスティング広告は、広告が表示されユーザーがクリックをすることで費用が発生します。
そのため、ウェブサイトに流入させる度にコストが発生します。
それに対し、オーガニック検索ではコストは発生せず、無料でウェブサイトへの遷移を促すことが可能です。
上位表示させる方法
リスティング広告の場合、上位表示を狙うにはキーワードごとの入札調整や広告の品質を高めることで上位表示を目指していきます。
それに対しオーガニック検索では、 Google 独自のアルゴリズムが上位に表示させるウェブサイトを選定しているため、「 SEO 対策」と呼ばれるウェブサイト内の改善を行うことで上位表示を目指していきます。
検索エンジンの特徴と動向
検索エンジンの種類はいくつかありますが、中でも主要な検索エンジンは以下のとおりです。
■ Google
■ Yahoo!
Google と Yahoo! の検索エンジンの違い
Google と Yahoo! では、同様のアルゴリズムを使用しているため、オーガニック検索の記載順位に大きな違いはありません。
しかし、以下の要素が影響し検索結果が違って表示される場合もあります。
検索エンジンの独自コンテンツの影響
Google では「ショッピング広告」、 Yahoo! では「知恵袋」、「 Yahoo! ニュース」などの独自コンテンツが上部に表示されることがあるため、検索結果に違いが生まれる場合があります。
Google 「パーソナライズ」の影響
パーソナライズを使用すると、アクティビティに基づいてユーザーに合った Google 検索結果が表示されます。
パーソナライズは、より関連性の高い有益な情報を提供できる場合にのみ使用されます。
パーソナライズと Google 検索結果 https://support.google.com/websearch/answer/12410098?hl=ja
つまり、 Google では、日々の検索や行動などのアクティビティをもとに、ユーザーに合った検索結果が変動し、 Yahoo! とは違った検索結果が表示される可能性があります。
生成 AI が導入され検索エンジンが進化
2023年5月10日に Google が発表した、 Google SGE ( Search Generative Experience )も今後、検索結果に大きく影響を与えると考えられています。
このサービスは、ユーザーが検索エンジンに入力した内容を生成 AI が読みとり、回答をおこなったり、検索結果を変動させます。
日本ではすでに2023年より試験導入が開始しており、今後オーガニック検索に影響を与えていく可能性があります。
(参照:生成 AI による検索体験 (SGE) のご紹介)
SEO 対策を行い、サイトの流入数を増加させる
先述の通り、オーガニック検索で上位表示をさせることは、ウェブサイトの流入数に関わります。
上位表示を狙うためには、 SEO 対策によるウェブサイト改善が必要です。
SEO 対策とは
SEO 対策とは、検索結果上で上位表示を目指し、流入を増やすための施策を指します。
SEO 対策を行うことで、記載順位、クリック率が向上するため、ウェブサイトの流入数増加につながります。
弊社では、 SEO 対策も承っております。
SEO 対策にご興味のある方は、以下リンクよりお気軽にお問い合わせください。
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オーガニック検索の無料分析ツール
オーガニック検索からの流入分析を行う際に役立つ、 Google の無料ツールを2つご紹介します。
Google アナリティクス
Google アナリティクスはウェブサイトの流入経路を確認できるため、オーガニック検索で流入してきたユーザーも確認できます。
[GA4] 詳細レポートについて https://support.google.com/analytics/answer/13817791?hl=ja&sjid=2678366004893670268-AP
基本的な機能として、ウェブサイトへアクセスしたユーザーが、どのページをどれくらいの時間見たかなどの行動を始め、ユーザーの年齢や性別、流入元などの属性も集計が可能です。
GA4 に関しての詳しい説明は、以下をご覧ください。
Google アナリティクス4(GA4)とは?リリースの背景や新機能、活用のアイディアを解説
Google サーチコンソール
Google サーチコンソールとは、検索エンジン上でのウェブサイトの状況を確認できるツールです。
基本的な機能として、実際の検索エンジン上での表示回数やクリック率、検索順位などの確認が可能です。
まとめ
「オーガニック検索」とは、広告枠を除いた検索結果のことを指します。
オーガニック検索で上位に表示されることでクリック率が向上し、サイトへの多くの流入が見込めます。
そのため、ウェブマーケティングを行う上で、上位表示を目指し SEO 対策や現在のサイト状況の分析を行うことは重要です。
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