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オーガニック検索(Organic Search)とは?概要やオーガニック検索からの流入を増やす方法を解説

オーガニック検索とは、検索結果に表示される、広告でない検索結果を指します。
オーガニック検索の対策を行うことで自社サイトへの流入数を増やすことができます。
自社サイトへの流入の増加は、ウェブサイトでの売上に繋がります。
そのため、ウェブマーケティングを行う上でオーガニック検索を理解することは重要です。

本記事では、オーガニック検索の概要やオーガニック検索からの流入を増やす方法について解説します。

目次

オーガニック検索・自然検索とは?

オーガニック検索とは、 Google や Yahoo! などの検索エンジンでユーザーが特定のキーワードやフレーズを入力して検索を行った際に表示される広告でない検索結果を指します。
オーガニック検索の検索結果は、検索エンジンのアルゴリズムによって順位付けされて表示されます。

オーガニック検索は自然検索とも呼ばれます。

リスティング広告との違い

オーガニック検索とリスティング広告の違いは以下の3つです。

■掲載場所
■費用
■上位表示させる方法

 

掲載場所の違い

1つ目は掲載される場所の違いです。
リスティング広告とオーガニック検索はどちらも検索エンジンの検索結果に表示されますが、その検索結果の中でもそれぞれ場所が決まっています。

赤枠で囲われた、左上に「スポンサー」の文字がある部分がリスティング広告による表示で、青色で囲われた部分がオーガニック検索です。
リスティング広告は多くの場合において検索結果画面の上部に表示されます。

費用の違い

2つ目は費用の違いです。
リスティング広告は、広告が表示されユーザーがクリックをすることで費用が発生します。
そのため、ウェブサイトに流入させるたびにコストが発生します。

それに対し、オーガニック検索ではコストは発生せず、無料でウェブサイトへの遷移を促すことが可能です。

上位表示させる方法の違い

3つ目は上位表示させる方法の違いです。
リスティング広告の場合、上位表示を狙うにはキーワードごとの入札調整や広告の品質を高めることで上位表示を目指していきます。

それに対しオーガニック検索では、 Google 独自のアルゴリズムが上位に表示させるウェブサイトを選定しているため、「 SEO 対策」と呼ばれるウェブサイト内の改善を行うことで上位表示を目指していきます

オーガニック検索で上位表示させる重要性

一般的にユーザーは検索結果の上位から順にクリックするため、検索結果で上位に表示されるほどより多くのクリックを獲得できます
FirstPageSage の調査によると、オーガニック検索内で1番上に表示されるウェブサイトのクリック率は平均で39.8%という結果が出ています。

この調査から以下の2つが分かります。

■広告とオーガニック検索のクリック率の差
■検索結果1ページ目内でのクリック率の差

広告とオーガニック検索のクリック率の差

1つ目は、広告とオーガニック検索のクリック率の差です。
広告はオーガニック検索の検索結果の上位に表示されているにも関わらず、クリック率がオーガニック検索に比べて低くなっています
ユーザーは広告を避けてオーガニック検索のウェブサイトをクリックする傾向があるため、広告を出しているからオーガニック検索で上位表示を狙う必要はないという考えは機会損失につながります。

検索結果1ページ目内でのクリック率の差

2つ目は、検索結果1ページ目内でのクリック率の差です。
検索結果は通常1ページに対して9から10個の検索結果が表示されます。
1位のクリック率は39.8%であるのに対して10位は1.6%と大きな差があります。
そのため、検索結果で上位表示ができれば自社サイトへの流入数を増やすことができます。

検索エンジンの特徴

検索エンジンの種類はいくつかありますが、中でも主要な検索エンジンは以下のとおりです。

■ Google
■ Yahoo!
■ Bing

 

検索エンジンごとの違い

Google と Yahoo! では、同様のアルゴリズムを使用しているため、オーガニック検索の順位に大きな違いはありません。
しかし、Bing は Google とは異なるアルゴリズムを使用しているため、オーガニック検索の順位が異なります。

また、検索エンジンごとの独自のコンテンツの影響により検索結果が異なります。
Google では「ショッピング広告」、 Yahoo! では「知恵袋」、Bing では「ニュース」などの独自コンテンツが上部に表示されることがあります。

Google ショッピング広告

 

Yahoo! 知恵袋

 

ニュース

 
他にも、ユーザーの好みや行動に基づいて最適なサービスやコンテンツを提供するパーソナライズ機能によって検索結果の順位が変わります。

生成 AI が導入され検索エンジンが進化

2024年5月15日に Google が発表した AI Overview は今後検索結果に大きく影響を与えると考えられています。
AI Overvuew は元々 Google SGE( Search Generative Experience )という名前で試験提供されていましたが、正式公開に伴って名称が変更されました。
AI Overview は検索結果ページのトップに生成 AI の回答を表示します。

オーガニック検索で上位表示させる方法

先述した通り、オーガニック検索で上位表示ができれば、ウェブサイトの流入数が増加します。
上位表示を狙うためには、 SEO( Search Engine Optimization、検索エンジン最適化 )によるウェブサイト改善が必要です。

SEO とは、オーガニック検索で上位表示させるための手法や戦略のことです。
SEO 対策を行うことで、掲載順位とクリック率が向上するため、ウェブサイトの流入数増加につながります。

SEO の主要な対策は以下の2つです。

■内部対策
■外部対策

 

内部対策

内部対策とは、サイト構造の設計やタグの設定などウェブサイトの内部を最適化するための対策です。

内部対策を行う目的は、クローラーの巡回を促し検索エンジンからの評価を高めて上位表示を狙うことです。
クローラーとは、インターネット上のウェブサイトを巡回し、情報を収集するためのプログラムです。

クローラーが集めた情報は検索エンジンのデータベースに保存されます。
そして、集めた情報をもとにウェブページの評価が行われ検索順位が決まります。

ただし、クローラーはサイトを訪れた際に必ずしもすべてのページを巡回しません。
そのため、クローラーが効率よくウェブサイト内を巡回し、情報を収集して評価ができるように環境を整える必要があります。

外部対策

外部対策とは、外部のウェブサイトを通じて自社のウェブサイトの評価を高めるための対策です。

外部対策を行う目的は、外部のウェブサイトからリンクを集めることと自社のウェブサイトへの流入数を増やすことです。

外部のウェブサイトからのリンクが多ければ多いほどリンク先である自社のウェブサイトは、信頼性や権威があり、人気度が高いというように判断されます。

また、外部のウェブサイトや SNS で言及されることで自社のウェブサイトへの流入数を増やすことができます。
注意点として、Google は SNS からのリンクを評価しないため、リンクを貼ることに効果はありません。
しかし、SNS からの流入数の増加は評価されるため、積極的に活用しましょう。

オーガニック検索の無料分析ツール

オーガニック検索からの流入分析を行う際に役立つ、 Google の無料ツールを2つご紹介します。

Google アナリティクス


 
Google アナリティクスとは、Google が無料で提供するアクセス解析ツールです。
Google アナリティクスはウェブサイトの流入経路を確認できるため、オーガニック検索で流入してきたユーザーも確認できます。

基本的な機能として、ウェブサイトへアクセスしたユーザーが、どのページをどれくらいの時間見たかなどの行動を始め、ユーザーの年齢や性別、流入元などの属性も集計が可能です。

Google アナリティクス4 に関しての詳しい説明は、以下をご覧ください。
Google アナリティクス4(GA4)とは?リリースの背景や新機能、活用のアイディアを解説

Google サーチコンソール


 
Google サーチコンソールとは、Google 検索結果におけるウェブサイトのパフォーマンスを監視、管理、改善するための無料ツールです。

基本的な機能として、実際の検索エンジン上での表示回数やクリック率、検索順位などの確認が可能です。

まとめ

この記事では、「オーガニック検索」の概要やオーガニック検索からの流入を増やす方法について解説しました。

オーガニック検索で上位に表示されることでクリック率が向上し、サイトへの多くの流入が見込めます。
そのため、ウェブマーケティングを行う上で、上位表示を目指し SEO 対策や現在のサイト状況の分析を行うことは重要です。

当社ではメディア運用の経験と実績に基づいて、SEO対策をご支援しています。
ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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