入れているのに使えないなんてもったいない!Google Analyticsを使ってみよう
こんにちは、コンサルタントの林です。
現在、大変ありがたいことに、様々な業種・職種のお客様から、
サイト解析やWeb広告についてご相談を頂いております。
その中で、現在どんなツールを導入されているかをお聞きするのですが、
およそ80~90%の割合で入っているのが「Google Analytics」です。
しかし、実際に活用されている方は、半分もいらっしゃらないのです。
折角、導入されているのですから、ぜひ試しに使ってみませんか。
この記事が、一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
【Index】
1.デモアカウントを使ってみよう
2.GAIQ試験に挑戦してみよう
3.一度、プロに分析を依頼してみよう
4.まとめ
1.デモアカウントを使ってみよう
Google Analytics を実際に触ってみたいと思っても、
操作方法などもよくわからないまま自社サイトのデータを触るのは、なんとなく怖いという方もいらっしゃることでしょう。
そんな方のために、Google がデモアカウントを用意してくれています。
早速、その機能を使ってみましょう。
Google Analytics デモアカウントは、Googleユーザーであれば誰でもアクセスでき、Google Analytics の全ての機能を使うことができます。
実際のビジネスデータを表示し、Google Analytics の様々な機能を試してみることができます。
1.デモアカウントを追加する
デモアカウントを使用するには、ご自身のGoogleアカウントにログインする必要があります。
Googleアカウントをお持ちでない場合、まずはこちらから作成をお願いいたします。
その後、デモアカウントを追加します。
Google Analytics アカウントを既にお持ちの方は、そのアカウントにデモアカウントが追加されます。アクセスするには、Google Analytics の[ホーム]タブからアクセス可能です。
Google Analytics アカウントをお持ちでない方は、ご自身のGoogleアカウントを使用してGoogle Analytics アカウントが作成され、そこにでもアカウントが追加されます。
2.デモアカウントを使用してみる
デモアカウントでは、e-コマース ウェブサイトの実際のデータを使用して、 Google Analyticsのレポートを作成し、様々な機能を試してみることができます。
例えば、
・標準的な全てのレポートを表示
・Google Adwords やSearch Console の連携に関するデータを表示
・レポートにフィルタやセカンダリディメンジョンを追加(分析軸をもう一つ追加する)
・レポートの表示設定を変更
・ソリューションギャラリーからインポートしたセグメントや既定のダッシュボードを表示
・キャンペーンの効果(ユーザー層、集客、行動、コンバージョン)を別の期間と比較
・カスタムセグメントを使用してデータを分割表示
・独自のダッシュボード、カスタムレポート、アトリビューションモデルを作成
など、様々な操作を試してみることができます。
これはなんだろう?と思ったら、まずはクリックして触ってみましょう。変な操作をしてしまっても、デモアカウントですから何も問題はありません!
触っているうちに、段々とどこにどんな機能があるのか、どの機能の情報が自分には必要か、わかってくると思います。「こんなデータがないかな?」と疑問が出てきたら、充実のヘルプで調べてみましょう。
【データの収集元】
このデモアカウントで見られるデータは、一体何のデータなのでしょうか。
実は、Googleの公式グッズを販売しているオンラインショップ Google Merchandise Storeから収集されています。デモアカウントでは、e-コマース ウェブサイトで収集される標準的な情報が確認できます。
例えば、
・トラフィックソース
→ウェブサイトを訪問したユーザーの流入元に関する情報。オーガニック検索、検索広告、ディスプレイネットワークなどのトラフィックが対象。
・コンテンツデータ
→サイト内でのユーザーの行動に関する情報。ユーザーが閲覧したページのURL、コンテンツの利用状況など、
・トランザクションデータ
→Google Merchandise Storeウェブサイトで発生したトランザクションに関する情報
などが、全て確認できます。初心者でなくても、ぜひ覗いてみたい情報ですね。
2.GAIQ試験に挑戦してみよう
Google Analyticsに実際に触ってみると、もっと色々なことをしてみたくなります。そして、こういうことはできないのか?などといった疑問点も出てくるでしょう。そうした様々なことを包括的に勉強できる、アナリティクスアカデミーという無料オンラインコースがあります。このコースを利用して、多くの疑問点を解決することができるのではないかと思います。自分の習熟度が気になる方は、「Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)」試験を受けてみましょう。
※Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは?
Google Analyticsの習熟度を認定する資格で、Google アナリティクス個人認定資格(GAIW)試験に合格した個人に付与されるものです。試験に備えて、アナリティクスアカデミーの「デジタルアナリティクスの基本」「プラットフォームの原理」の2つのコースのすべての資料をよく読むことをお薦めします。初めは何を書かれているのか、理解に苦しむことも多いかと思いますが、ご紹介したデモアカウントを活用して、実際に触りながら理解していくと早いかと思います。(もちろん、すべて無料です!)
3.一度、プロに分析を依頼してみよう
Google Analyticsを触ることに慣れてきましたら、一度プロに分析を頼んでみましょう。自分が知らなかったデータの分析手法、レポーティング手法がきっとあるはずです。
分析を生業としている人には、知識や経験に裏打ちされた独自のノウハウがたくさんあります。自社サイトの分析の際には、自分の力だけに頼るのではなく、第三者的な視点を時々入れて整理することで、主観を出来る限り排除した、精度の高い分析ができると思います。
グラッドキューブでも、Google Analyticsの分析レポートをお出しするコンサルテーションプランをご用意しております。全員がGAIQ取得者であり、かつ分析経験が多数あるメンバーが揃っておりますので、ぜひ第三者的視点として、取り入れてみていただければと思います。詳しくは、お問い合わせ下さい。
4.まとめ
Google Analyticsを導入しているにもかかわらず使っていないのは宝の持ち腐れです。Google Analyticsで数字として現れた情報は、まさに訪問ユーザーの動きであり、生の情報です。折角データが溜まっているのですから、利用しなくてはもったいないとは思いませんか?
まずはデモアカウントで、色々な機能に触れて、データ分析を少しでも好きになっていただければ幸いです。
参考URL:アナリティクスヘルプ
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