世界を変える「弱いAI」の力
プロダクト開発チーム エンジニアの明石です。
未来の技術として期待や不安の目で見られている人工知能。
私達の生活をいい方向に変えるという人もいれば、破滅をもたらすという人もいます。
ホーキング博士や、イーロン・マスク氏が人工知能により、人類が滅ぶ可能性を示唆したことが2年ほど前に話題になりましたが、
当時より人工知能に対する理解も進み、期待の声も大きくなっているように思います。
AppleのSiriやAmazonのおすすめ機能といった身近なものから、世界的棋士である、イ・セドル氏を破ったGoogle傘下のDeepMindによる「Alpha GO」、実用化されながら法整備が追いついていない自動運転車など、まるで、人間の思考を映したような動きをするコンピュータたち。
「人工知能」という名前から誤解されるかもしれませんが、これらに「人間のような知能」はありませんし、勝手に暴走して人類に戦いを挑むということもありません。
今実現している「弱いAI」と研究中の「強いAI」
これらはすべて人工知能研究の分類でいうと、「弱いAI」と呼ばれるものです。私たちのようなビジネスや生活のためのプログラムをつくるプログラマが扱うのは100%「弱いAI」です。実務プログラマはこの「弱いAI」のことを「機械学習」と呼んでいます。あくまで「学習」する「機械」であって人間のような「知能」ではないという認識です。
当然ながら弊社「SiTest」の「AIレポート」機能も、こちらに分類されます。ユーザの操作データを蓄積、学習、分析し、サイトを評価するという機能に特化したもので、人間のような自己意識などが備わっているものではありません。
一方「強いAI」とは、まさに「人工知能」という言葉にふさわしい、人間のような意識をもち、人間を超えた知識と認識能力を持つ存在ですが、こちらについては、まだ実現には程遠い状態です。ドラえもんや鉄腕アトム、C3POも出現するのはまだまだ先だと思われますし、知能とは何か、意識とは何か。という問にも結論は出ていません。
すこしガッカリかもしれませんが、「弱いAI」はすでに社会を大きく変えています。医師にわからなかったガンを発見し、エネルギー消費を40%削減しています。
では、このまま「弱いAI」が発達すれば社会はいい方向に向かうかというとそうとも言い切れません。
この記事のように、「ドローン」に「ルンバ」のような「弱いAI」を搭載し、人間を探し出して攻撃するような兵器はすでに開発されています。このような兵器が大量投入されたら、おびただしい数の犠牲者がでることでしょう。「強いAI」が自我を持ち、人間を攻撃することはありそうにありませんが、人間によって誤った用途に使われた「弱いAI」が災いをもたらす可能性は大いにありそうです。
参考
wikipedia-強いAIと弱いAI
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E3%81%84AI%E3%81%A8%E5%BC%B1%E3%81%84AI
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