G Suiteへの統合も発表！メモアプリ「Google Keep」でToDo管理を便利に ｜ SiTest (サイテスト) ブログ

こんにちは、プロダクト開発チーム エンジニアの森永です。

仕事において「ToDoリスト」を作成することも多いかと思います。紙での管理、PCやスマートフォンでの管理など様々な方法があり人によって取る方法は違ってくるかと思いますが、今回はToDo管理にも適しているGoogleのメモアプリ「Google Keep」を紹介いたします。

Googleが開発したメモアプリで、「Evernote」やMicrosoftの「OneNote」のように作成したメモをオンラインで共有できるアプリケーションです。Googleのアプリケーションといえば「Google Docs」や「Googleスプレッドシート」が有名で、Google Keepは地味な存在ではありますが、いわゆる付箋紙のような感覚でメモを気軽に作成していくことが出来て作成したメモの一覧も見やすくかなり便利なアプリケーションです。

普通のメモ以外に、チェックリストを付けたメモを作成することもでき、ToDoの管理などに便利に使用することができます。

また、2017年2月28日(米国時間)にGoogle Keepをオフィスアプリケーションスイート「G Suite」へ統合することが発表されました。これにより、Google Docsとの相互連携が強化されることが見込まれます。

デスクトップPC(Windows/Mac)の場合はChrome拡張機能としてブラウザ(Google Chrome)から利用するか、Chromeアプリとしてダウンロードを行いChromeのメニューから起動することによりGoogle Keepを使用できます。

スマートフォン/タブレット(Android/iOS)の場合は、アプリストア(Google Play/App Store)からダウンロードして起動することで使用できます。

今回はMac用のChromeアプリについて説明いたします(一部モバイル用についても補足しております)。

Google ChromeでGoogleアカウントログイン後にChromeウェブストアよりGoogle Keepアプリをダウンロードし、起動するとGoogle Keepの画面が表示されます。

画面上部の「メモを入力」に直接入力することでメモを作成することができます。

チェックリスト(ToDoリスト)の作成は、入力欄の右側にあるリストアイコンをクリックするか、メモ作成中に「その他のアクション」ボタン(点3つのアイコン)をクリックして表示されるメニューから「チェックボックスを表示」を選択することにより作成することができます。

また、メモ/チェックリストに画像を添付することもできます。

作成したメモはラベルの付加、色の変更、リマインダーの追加、他のユーザーとの共有も可能です。なお、スマートフォンではその場で撮影した画像や録音した音声などもメモに添付することが可能です。

もちろん、共通のGoogleアカウントを使用していればスマートフォンとメモ内容を同期することが可能です。また、不要となったメモはアーカイブあるいは削除することもできます。

実際に使用してみての感想ですが、メモやToDoリストの一覧として他のWebサービスやアプリケーションよりも見やすいと感じました。また、スマートフォンとのメモ共有が思いのほか便利です。

その一方で、現時点ではメモ内容をGoogle Docsへコピーすることはできますが、リマインダー機能はGoogleカレンダーとの連携がないなど、他のGoogleアプリとの連携がまだまだ足りない印象です。もちろんこちらについては先に挙げたG Suiteとの統合を機に強化されていくことが見込まれていますので、そちらに期待したいと思います。

メモやToDo管理のアプリケーションは数多くありますが、その中でGoogleが展開しているものとして今回は「Google Keep」を紹介いたしました。